新しい農業の形 植物工場のご紹介.PDF

新しい農業の形 植物工場のご紹介 ー完全閉鎖型植物工場－ ビジネスサポート株式会社 東京都千代田区内神田３－５－１ 大蓄ビル５階 TEL:03-6206-8812 FAX:03-6206-4108 2015年10月 はじめに 植物工場とは 植物工場とは、施設内で「光、温度、湿度、養分、水分、二酸化炭素濃度」などの育成環境の高度 な制御とモニタリングを行い、植物の生育をコントロールして野菜等の計画生産を可能とする栽培 施設をいいます。 屋内での育成では、天候や季節に左右されずに農産物を通年・計画生産することが可能です。 植物工場の種類 植物工場は、設備方式により「完全人工光型」と「太陽光利用型」の２種類に大別されます。 完全人工光型・完全閉鎖型植物工場 太陽光を完全に遮蔽し人工光を使い、温湿度、光強度などを制御することで生産を行う植物工場。 太陽光利用型・太陽光併用型植物工場 温室などの半閉鎖環境で、太陽光を利用しながら不足光量を人工光源で補光する植物工場。 当社では完全人工光型・完全閉鎖型植物工場の提案を行っております。 1 植物工場 事例 2 完全閉鎖型植物工場の基礎知識１  従来農業との比較 従来の農業 完全閉鎖型植物工場 光 太陽光 人工光を利用して、照度や照 射時間を制御 空気（Co2） 大気中のCo2を利用 強制的にCo2を供給 温度・湿度 季節・天候に左右される 空調で制御し、外部の気候に 左右されない 養液 土に施肥 水と養液を混ぜた培養液 安全・安心 土壌より養分等を取得 有害物質のない完全に管理 （有害物質があったら？） された水を利用 3 完全閉鎖型植物工場の基礎知識２  露地栽培との比較 植物工場 露地野菜 計算生産 ○受注生産が可能 周年安定生産 ○受注生産が可能 X 天候に左右 日持ち ○受注生産が可能 X 雑菌の付着多い 品質 ○周年安定品質 X 天候に左右 収穫 ○周年供給ができる X 周年供給ができない 価格 X 露地物より高価格 ○旬ものは安い ○旬以外では安い 4 完全閉鎖型植物工場の特徴  建物内での水耕栽培  太陽の変わりに、人工光で植物を栽培する  空調による、最適な栽培空間  害虫を遮断した清潔な栽培  二酸化炭素を供給して光合成を促進  多段式栽培による高い収穫量  有害物質に汚染されていない安心な食物