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江戸時代往来物の目録と解説-NaraUniversityof
吉海直人氏寄贈
江戸時代往来物の目録と解説
は じ め に
2009 年 2 月から 3 月にかけて、同志社女子大学教授、吉海直人氏より二回にわたり奈
良教育大学学術情報教育研究センタ-(図書館・教育資料館)に江戸時代の書物おもに往
来物175 点が寄贈されました。
吉海氏は国文学研究とりわけ百人一首などのご研究に従事され、そのかたわら貴重な近
世書物を長年にわたり蒐集されてこられました。今回、吉海氏が蒐集所蔵されました多量
の往来物のなかから奈良教育大学に御寄贈いただきました 175 点について、以下の視点か
ら検討し、展示して皆様への紹介とご案内とします。
[1]女子用往来について---冊数において57 冊という最も多く蒐集されていたのが
女子用往来でした。吉海氏がご研究をされている百人一首は近世の女子用往来に取り込ま
れ、挿絵入りの豪華な書物として発達し、最も読まれた内容の一つでした。近世女子用往
来の多様な内容を紹介・展示し、そこから見えてくる近世社会が女子・女性に期待した教
育・教養の世界を検討しました。
[2]時期別にみた往来物について--女子用往来をのぞく--
(1)近世初期の往来物--寛永~元禄期ころを中心に
近世の往来物は初期から出版されていました。この度の寄贈往来物には寛永二年(1625)
発刊の『初登山手習教訓書』が登場します。続いて、寛永四年の『当用往来』、正保二年
(1645 )発刊の『庭訓往来』、慶安四年刊『御成敗式目』をはじめ明暦四年、萬治二年、
寛文九年、延宝二年発刊の往来物が蒐集されていて、元禄期に文化が花開きます。元禄期
の蒐集書物としては『手習仕用集』、『庭訓往来』、『御成敗式目』ですが、宝永期の貝原
益軒『五常訓』もあります。また往来物の著作者である堀流水軒、中村三近子が登場した
のもこの時期でした。
往来物といわれる書物の出版は江戸期全部を通じて 7000 種類に達したとされています
が、その隆盛を可能にしたのは近世社会に暮らす農民・商人・職人など庶民層が、文字を
読み、書くことに実用性と教養そして娯楽や楽しみをみつけ、識字力を大きく進展させて
きたことにありました。書肆は初期は京都そして大坂、そして中期には江戸へと広がりま
したが、近世中期以後には地方にも書肆が誕生して書物が流布しました。
(2)近世中期の往来物--宝暦・明和・天明期ごろ--
近世中期は享保期から元文期、寛延期、宝暦期から明和期、安永期、天明期、寛政期と
各時期ごとに比較的丁寧に蒐集されています。とくに宝暦期と明和期に発刊された各種の
往来物が数多く蒐集されています。なかでも用文章系統の往来物が数多く蒐集されていま
す。また『庭訓往来』も引き続き発刊されていましたが蒐集されています。往来物作者の
中村三近子はこの時期も著作を重ね『女中庸』を出していました。
(3)近世後期から明治期の往来物--文化・文政期~明治初期--
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近世後期は文化・文政期を画期として往来物も用文章系統のもの、書札の系統のものが
多く蒐集されています。また『商売往来』、『諸職往来』など庶民世界でよく読まれた往
来物も蒐集されています。この時期の『庭訓往来』も蒐集本に含まれています。また明治
期に発刊された『普通小学用文』も蒐集され、小学校で普通学が学ばれ始めたころの用文
章も登場します。
[3]年代不明の往来物・その他
発刊年代が不明の往来物は数多く存在していました。発刊年を明示することは慣例化し
ておらず、著作者や発刊した書肆でさえも明記しないで発刊された往来物も多かったので
す。それほどに需要があれば直ちに公刊されたものによく似たものが発刊されていたこと
になります。『庭訓往来』や『商売往来』そして用文章系統の往来物や『消息往来』など
が蒐集されていますが、とりわけ『庭訓往来』が多いことが特徴です。
往来物の研究者である故石川謙及び石川松太郎(教育史研究者・謙堂文庫)父子が近世庶
民教育史を開拓されて往来物の研究、蒐集を長年行ってこられました。石川謙著『日本庶
民教育史』(1929 年 4 月 1 日初版、1972 年 9 月 25 日復刻版、玉川大学出版部)、石川松太
郎
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