設計入力地震動の高精度化のための 不均質.pptVIP

地震基盤と工学基盤 地震基盤 Vs3000m/s程度の岩盤 実体波の入射角は鉛直とは限らない → 深部地盤 工学的基盤 Vs400m/s?700m/sの地層 実体波の入射角は鉛直と仮定できる → 表層地盤 * （地震の揺れを科学する，2006） 深層地盤構造による影響 Basin Effect（盆地効果） Focusing （焦点効果） 表面波の励起 * （岩田他，1996） 地盤振動 地盤に鉛直に波が入射すると， 反射?透過を繰り返しながら地盤中を伝播する * 層内で波が重なって 増幅したり減衰したりする 地盤に応じて増幅しやすい 周波数?周期がある 地盤振動 * （http://wwwcatfish.dpri.kyoto-u.ac.jp/~goto/ex2/1dfdm.html） 地盤の固有周期 ２層の成層地盤を考える * 入射波 A0 に対する地表面の揺れ インピーダンス比： のときにピーク ただし，覚えにくいので．．． １／４波長則 波長の1/4と表層厚さが等しいときに良く揺れる * 波長 波長の1/4 ＝ 表層厚： 波長： 波長の1/4： 波速 周波数 地盤の固有周期 地震動の指標 * 加速度と速度 加速度波形と速度波形は微分?積分の関係 - 加速度記録 - 速度記録 * 一階微分 一階積分 （1995年兵庫県南部地震 JMA神戸NS成分） 加速度と速度 周波数領域では，ω倍?1/ω倍の関係 - 加速度 フーリエスペクトル - 速度 フーリエスペクトル * 1/ω倍 加速度を1/ω倍すれば速度になる 震度 地震動（地震の揺れ）の強さを表す指標の１つ 地震動の計器観測より前の時代から使われていたため，歴史的価値がある （気象庁の震度階級は1884年から） 波形記録のない過去の被害地震と比較ができる 経験が豊富 市民への広い浸透 * 震度 気象庁震度階級（1949年） * 震度 名称 説明 0 無感 人体に感じないで地震計に記録される程度 I 微震 静止している人や，とくに地震に注意深い人だけにかんずる程度の地震 II 軽震 大ぜいの人に感ずる程度のもので，戸障子がわずかに動くのがわかるくらいの地震 III 弱震 家屋がゆれ，戸障子がガタガタと鳴動し，電灯のようなつり下げ物は相当ゆれ，器内の水面の動くのがわかる程度の地震 IV 中震 家屋の動揺が激しく，すわりの悪い花びんなどは倒れ，器内の水はあふれ出る。また歩いている人にも感じられ，多くの人々は戸外にとび出す程度の地震 V 強震 壁に割れ目が入り，墓石，石どうろうが倒れたり，煙突，石垣などが破損する程度の地震 VI 烈震 家屋の倒壊は30%以下で山くずれがおき，地割れを生じ，多くの人々は立っていることができない程度の地震 VII 激震 家屋の倒壊が30%以上に及び，山くずれ，地割れ，断層などを生ずる 震度 体感震度（1996年まで） * 震度 名称 説明 0 無感 人体に感じないで地震計に記録される程度 I 微震 静止している人や，とくに地震に注意深い人だけにかんずる程度の地震 II 軽震 大ぜいの人に感ずる程度のもので，戸障子がわずかに動くのがわかるくらいの地震 III 弱震 家屋がゆれ，戸障子がガタガタと鳴動し，電灯のようなつり下げ物は相当ゆれ，器内の水面の動くのがわかる程度の地震 IV 中震 家屋の動揺が激しく，すわりの悪い花びんなどは倒れ，器内の水はあふれ出る。また歩いている人にも感じられ，多くの人々は戸外にとび出す程度の地震 V 強震 壁に割れ目が入り，墓石，石どうろうが倒れたり，煙突，石垣などが破損する程度の地震 VI 烈震 家屋の倒壊は30%以下で山くずれがおき，地割れを生じ，多くの人々は立っていることができない程度の地震 VII 激震 家屋の倒壊が30%以上に及び，山くずれ，地割れ，断層などを生ずる ものの応答のしかたが震度であった 震度 体感震度と加速度?速度の経験的な関係 河角（1943）の式 村松（1966）の式 * 震度は加速度と速度の両方に関わる 最大加速度 最大速度 計測震度 震度情報の迅速性と客観性を持たせるため1996年から始められた震度 波形記録から自動的に求められるため，震度の決定に震度階級表を使わない 震度階級表と対応しない事例が生じた * 計測震度 計測震度（1996年から） * 震度 名称 説明 0 無感 人体に感じないで地震計に記録される程度 I 微震 静止している人や，とくに地震に注意深い人だけにかんずる程度の地震 II 軽震 大ぜいの人に感ずる程度のもので，戸障子がわずかに動くのがわかるくらいの地震 III 弱震 家屋がゆれ，戸障子がガタガタと