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J.Fac.Edu.SagaUniv.
Vo1.l3,No.1(2008)243~250 243
万葉集210番歌の「烏隷Jの解釈について
竹生政資l,西 晃央2
AnInterpretationof
MasasukeTAKEFU,AkihiroNISHI
要 と:::.
a
万葉集2lO番歌は柿本人麻呂が姿をなくしたときに泣き悲しんで作った三つの長歌(いわゆる「泣
血哀翰歌J)のうち第二番目のものである。この長歌の中に「鳥穂、jという表現がある。この歌に続
いて、表現が多少異なるだけでほとんど陣じ内容の第三番目の長歌 (213番歌)が掲載されている。
そこで第二番目と第三番告の長歌を比較してみると、前者で r,鳥穂自物Jと表記されているところが
後者では f男自物jとなっている。したがって「鳥穂jは「をとこjと習11み、意味は「男jであるこ
とは明らかである。問題はなぜ「鳥穂jが「をとこJと訓めるのかである。この問題に対して現在通
説となっているのは、「鳥穂」の「鳥jを f烏jの誤字と見なし、さらに「穂jを f徳jの誤字と見
なし、結局「鳥穂、」を「烏徳Jと原文改訂したよで「をとこ」と言11む、いわゆる「誤字説Jである。
ところが、万葉集の写本はすべて「鳥穂jであり「烏搭Jと表記されたものは一つもない。さらに、
詳細については本文で議論するように、通説の「誤字説」はほかにもいくつか問題点がある。そこで
本論文では「鳥穂jを原文のままで解釈する新しい案を提案する。すなわち、「鳥穂」は万葉集に広
く用いられている「義部Jの一麓であり(例えば「あかとき(暁)Jを段軒鳥」と表記するたぐい)、
「鳥穂jという表記は「鶏のトサカjを表現したものだと考える。鶏のトサカは、本文中の写真でも
示すように、雌の小さなトサカに対して雄のトサカは非常に大きく f雄のシンボjレjとも蓄えるもの
である。しかもノコギリのようにギザギザ、した形が何となく「聴」に似ている。したがって、万葉時
代の人々の頭の中には仁鳥穂」→「鶏のトサカj→「雄のシンボルJ→「男(をとこ)Jという連想、
があり、この連想、が「鳥穂、Jを「をとこ」と訪11ませたのであろう。こう解釈することで、従来のよう
に不自然な原文改訂を行なうことなく原文のままで歌を理解することができる。
しはじめに
この論文の目的は、万葉集210番歌に含まれる「烏穂jという表現の解釈について、現在通説となって
いる「誤字説」の問題点を指摘しそれに代わる新しい解釈を提案することである。そのためにまず、関連
1 佐賀大学医学部地域医療科学教育研究センタ
2 佐賀大学文化教育学部理数教育講座
244 竹生政資,西 晃央
する万葉集の歌 (210番歌と213番歌)を提示することから始めよう。以下に、これらの歌の司11読文と原文
を新日本古典文学大系のテキストにしたがって掲載する([1、] pp.154-158)。訓読文の「男じものjお
よび原文の対応する箇所には下線をヲ!いた。なお、柿本人麻呂のii立血哀働歌Jは三つの長歌からなるが、
以下では第一番自の長歌 (207番歌)は省略し、第二番目と第三番目の長歌 (210番歌と213番歌)だけを
した。また、それぞれの長歌にはニ、三の短歌(反歌)が添えられているが、以下の考察にとっては必
要ないので省略した。
02/0210 うっせみと 思ひし時に ーに云ふ、「うっそみと思ひしJ 取り持ちて 我が二人見し 走り出
の堤に立てる視の木の こちごちの枝の春の葉の しげきがごとく 思へりし妹にはあれど頼
めりし児らにはあれど世の中を背きしえねばかぎろひの もゆる荒野に 白たへの天領巾語、り
鳥じもの朝立ちいまして入日なす隠りにしかば我妹子が形見に置ける みどり子の乞ひ泣
くごとに取り与ふる ものしなければ男じもの わきばさみ持ち我妹子と 二人我が寝し枕づく
つま麗のうちに長はも うらさび暮らし夜は
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