第367回日本泌尿器科学会新.PDFVIP

第３６７回 日 本 泌 尿 器 科 学 会 新 潟 地 方 会 《プ ロ グ ラ ム 》 日時：平成２5 年９月 14 日（土）午後１５時４０分 会場：ホテルニューオータニ長岡２階『 柏の間 』 長岡市台町２丁目８— ３５ 0258-37-1111 次回 第３６８回新潟地方会予告 日時：平成２５年１２月７日（土）午後３時 会場：未定 演題申込期限：平成２５年１１月８日（金） ※ すべてPC のみの発表とさせていただきます。 ※ 口演時間は、７分、討論３分 （時間厳守） 日本泌尿器科学会会員証を必ずご持参下さい。 951-8510 新潟市中央区旭町通１- ７５７ 新潟大学医学部泌尿器科学教室内 日本泌尿器科学会新潟地方会 TEL ：025 （227）2289／FAX ：025 （227）0784 会長 高 橋 公 太 １５：４０〜１６：４０ 座長 米 山 健 志 1.前立腺針生検で診断に至ったIgG4 関連疾患の1 例 1) 2) 長岡赤十字病院泌尿器科 、血液内科 西山 楓1) 1) 1) 2) 1) 2) 1) 、石崎文雄 、丸山 亮 、古川達雄 、米山健志 、小池 正 、森下英夫 症例85 歳男性。肺炎で入退院を繰り返していた。高γグロブリン血症を認めたため、当院血液内科で精 査。諸検査で肺浸潤影、肺門・縦隔リンパ節腫脹、傍大動脈壁肥厚、肝嚢胞疑い、甲状腺炎、前立腺肥 大を認め、IgG4高値であることよりIgG4 関連疾患が疑われた。確定診断のため当科で前立腺生検を行い、 組織診断が確定した。IgG4 関連疾患の確定には組織診断が必要であり、疑われる症例で前立腺腫大があ れば前立腺生検も有用であると考えられた。 2.抗うつ薬が原因と考えられた持続勃起症の1 例 新潟大学大学院 腎泌尿器病態学分野 石川晶子, 秋山さや香, ビリームウラジミル, 瀧澤逸大, 小松集一, 新井 啓, 小原健司, 高橋公太 症例は 39 歳男性、近医精神科でうつ病の診断で加療されていた。受診 3 日前より陰茎 が持続勃起し当院を受診した。静脈閉塞性持続勃起症の診断で、緊急遠位シャント作成 術を施行し勃起は消退した。抗うつ薬トラゾドンによる薬剤性持続勃起症の可能性が考 えられたため、内服を中止し抗不安薬に変更した。術後4 週の時点で勃起機能の改善は 得られていない。本例につき、若干の文献的考察を含め報告する。 3.腎Oncocytoma の1 例 柏崎総合医療センター 泌尿器科 山口峻介、羽入修吾 症例は45 歳女性。腰痛を主訴に近医整形外科を受診。MRI にて7.5cm 大の左腎腫瘍を指摘され当科を紹 介受診。CT 上、腎細胞癌（cT2aN0M0）を疑い、根治的腎摘除術を施行したが、病理診断は腎Oncocytoma であった。腎Oncocytoma について考察を加えて報告する。 4.転移を有する腎細胞癌に対する分子標的薬の治療成績 1) 2) 新潟県立がんセンター新潟病院泌尿器科 、同病理部 1) 1) 1) 1) 2) 山﨑裕幸 、小林和博 、斎藤俊弘 、北村康男 、川崎 隆 転移を有する腎細胞癌に対して分子標的薬を投与した41 名を検討した。投与開始時の年齢は50〜79 （中 央値 64）歳。1st line はスニチニブ31 名、ソラフェニブ 6 名、テムシロリムス 1 名、アキシチニブ 3