再生资材使用指针.PDFVIP

制定 平成１８年 ３月３０日 改正 平成１８年 ４月１７日 改正 平成１８年 ８月 １日 改正 平成２０年１２月 １日 改正 平成２２年 ３月２６日 改正 平成２２年１１月３０日 改正 平成２６年 ３月２７日 再生資材使用指針 1 適用範囲 この指針は、広島市が発注する建設工事に適用する。 2 用語の定義 この指針に掲げる用語の意義は、「広島市建設工事リサイクル推進要綱」に定めるところによ る。 3 再生資材の使用の原則 建設工事で使用する資材について、環境の保全及び資源の有効活用を図るため、工事の品質及 び環境安全性の確保並びに総合的なコストに留意しながら、再生資材の使用に努めることを基本 とする。 (1) 指定資材については、原則として再生資材を使用する。 (2) 広島県登録リサイクル製品及び広島市グリーン購入適合資材に該当するものの積極的な使 用に努める。 (3) 発注者は、再生資材の使用を指定するものは、設計図書に当該再生資材の使用について明 示する。 (4) 施工者は、再生資材を使用することとして設計図書に明示していない工種においても、所 要の品質及び環境安全性が確保されることを確認のうえ、再生資材の使用に努める。 4 資材の品質T 及び環境安全性T の確保 (1) 建設工事で使用する資材は、品質及び環境安全性の確保が極めて重要であることに鑑み、 再生資材であっても「９ 適用基準」に掲げる基準のうちそれぞれの品目及び用途に応じ適用 すべき基準を満たすものを用いること。 ただし、この場合、環境安全性について、以下のア、イに該当するものは安全なものとし て取り扱う。 ア 指定資材（ただし、改良土及び建設汚泥処理土を除く。） イ その他、法令、JIS 規格等により環境安全性が確保されているもの (2) (1)のア、イのいずれにも該当しない再生資材については、次のとおり環境安全性の確認 を行う。 Ａ 改良土 改良土の使用にあたっては、次のとおり六価クロムの溶出試験による安全性の確認が必要 となる。これらの試験結果は、供給する者が実施するものも含め、いずれも監督職員に提出 すること。 1 ア 改良土を使用する場合の事前確認 元請業者は、改良土の供給業者から、六価クロムの溶出試験結果が、環境基本法（平成5 年法律第 91 号）第１６条に規定する土壌の汚染に係る環境基準に適合していることを試験 結果報告書で確認すること。 その場合、試験方法は、六価クロム溶出試験実施要領(案)によるものとする。 イ 施工後に実施する溶出試験 元請業者は、施工後に六価クロムの溶出試験を実施し、環境基本法（平成 5 年法律第 91 号）第１６条に規定する土壌の汚染に係る環境基準に適合していることを試験結果報告書で 確認すること。 その場合、試験方法は、以下の(ｱ)、(ｲ)に示す方法及び頻度で実施することを標準とする。 (ｱ) 六価クロム溶出試験 方法：六価クロム溶出試験実施要領(案) 頻度：次表のとおり 番号 使用する改良土の量 試験頻度 ３