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機械要素ザ・バイブル 転がり軸受の基礎知識 版数：００ 『転がり軸受の基礎知識』 Table１　すべり軸受と転がり軸受の特性比較表 １．転がり軸受とは 特性項目 すべり軸受 転がり軸受 重荷重、特に衝撃荷重に適す 衝撃荷重には劣るが、周期的 る 荷重、振れまわり荷重や起動 時 軸受には転がり軸受とすべり軸受があり、軸受の選定は一般的には、先ず 単位投影面積当たりの許容荷 深溝玉軸受、アンギュラ玉軸 荷重 簡便で保守の手がかからない転がり軸受の使用を検討し、それがだめな場 重は転がり軸受より大 受、円錐コロ軸受などは1個の 軸受でラジアル、スラスト両 合にすべり軸受の使用を考えることが多い。転がり軸受とすべり軸受の特 方向荷重を受けられる 静止摩擦係数 大（１０－２～１ 静止摩擦係数 大（１０－３～１ 徴を比較したものを[Table１]に示す。 機 摩擦 ０－１） ０－２） 械 －３ 転がり軸受は外輪と内輪の間に転動体として玉、あるいはころを用い転が 的 回転中の動摩擦係数はいずれも１０ 程度で両者ほぼ同じ り摩擦で作動する軸受のことで、受けることのできる荷重の種類によりラ 性 低速：一般的な流体潤滑は静 低速：特に問題なし 質 圧軸受を除き極低速は不可 ジアル軸受とスラスト軸受に大別される。 高速：流体潤滑は高速に適す 高速：温度上昇を支配するｄ 速度特性