6研究伦理总论 - 文部科学省.pdf

平成 25 年度 「リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステムの整備」 （研修・教育プログラムの作成） 6.研究倫理総論 独立行政法人産業技術総合研究所 理事（ライフサイエンス分野研究統括） 湯元 昇 6.研究倫理総論 目次 シラバス 1 1 研究倫理の理解の必要性 2 1.1 倫理と法律の位置づけ2 1.2 研究を取り巻く環境変化と研究倫理の必要性 5 2 研究不正（ミスコンダクト）の実態6 2.1 研究不正に該当する行為 6 2.1.1 狭義と広義の研究不正6 2.1.2 適切な引用の 3 条件6 2.1.3 論文著者に必要な条件 7 2.1.4 研究不正と研究過失 7 2.2 研究不正の実例8 2.2.1 外国の例8 2.2.2 日本における不正行為の種類と件数8 2.2.3 研究不正に対する処罰9 3 研究不正への対応 11 3.1 研究不正の起こる要因 11 3.2 研究不正への対応 11 3.2.1 研究不正に対する米国と日本の対応 11 3.2.2 研究不正に対する個別機関での対応例 12 3.2.3 研究不正の防止に向けて 13 参考文献 一覧 15 著者略歴 16 6.研究倫理総論 シラバス 研修科目名 研究倫理総論 形式 講義 1 回 研究倫理の一般論を習得する。 研究倫理の必要性、研究倫理を逸脱した研究不正の実 目的 態、研究不正への対応を、具体的事例をまじえて紹介 及び概要 する。これらを通じて、研究者に対する倫理関連の助 言や情報提供の重要性、倫理違反があった際の学内外 の対応を理解する。 研究倫理、研究不正（ ミスコンダクト）、研究過失、論 文の捏造・偽造・剽窃、論文の二重投稿、論文著者、 キーワード 名誉著者、研究費の不正使用、研究者行動規範、公正 な引用、研究公正局 研究倫理の理解の必要性 計画 研究不正（ミスコンダクト）の実態 研究不正への対応 研究倫理の一般論、研究倫理の必要性と研究不正への 達成目標 対応方法を理解していること。 『科学を志す人びとへ』、『ORI 研究倫理入門』、『科学 と人間の不協和音』、『環境倫理入門』、『科学者の不正 教材・資料 行為』、『科学研究者の事件と倫理』、『倫理への問いと 大学の使命』他 大学・研究機関、学協会の研究倫理担当者、有力論文 講師プロファイル ※ 誌編集者 対象レベル※※ 初級 想定される予備知識 大学学士課程修了程度 ※ 想定する講師のイメージ、要件 ※※ 初級：経験年数 1～5 年＊、中級：5 ～10 年、上級：10～ 15 年以上（スキル標準による定義）＊経験年数は、エフォ ー