事务概要书（感染症対策G结核）.doc

感　染　症　グ　ル　ー　プ （結核関係）　　　　　　　　　　 〔概　況〕 本府の結核事情は、健康診断?予防接種の普及、患者管理の徹底、医療の充実等により改善されて　きた。 　　しかしながら、大阪府管内における結核患者の人口10万人当たりのり患率は全国16.1に対し 19.8（平成25年）と全国平均と比べ高く、改善に向けて取り組んでいる。 　　このため、感染症法に基づく接触者に対する健康診断、患者管理検診などの結核患者の早期発見を目的として、対策の強化を図るとともに、結核に関する正しい知識の普及啓発、結核予防従事者の育成研修事業等を実施した。 　１　定期健康診断及び予防接種 予　算　額　　１６，５１８千円 決　算　額　　１６，４１８千円 結核患者の早期発見を図るため、保健所を通じて実施義務者である市町村長、学校長及び施設の長　などを指導し、健康診断及び定期予防接種の実施の徹底を図った。 なお、定期健康診断を実施したもののうち、私立学校及び施設等の112団体に事業費の2/3の補助金を交付した。 　　○　平成26年度　補助金交付額 交　付　先 補助金交付額 私立学校及び施設等（112箇所） 16,417,962円 ○根拠法令等　感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律　第６０条 （都道府県の補助） 　　○　平成26年度　定期予防接種実施状況 区　　　分 　被接種者数 市町村長（乳幼児） 27,585人 　　　　　○根拠法令等　予防接種法 第５条 （定期の予防接種） 　　　　　　　　　　　　　　 　２　接触者に対する健康診断 　　　　　　　　　　　　　　　　　予　算　額　　４２，９２３千円 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　決　算　額　　３４，６７７千円 　　　 　　　　保健所において、感染防止のため患者家族、患者と同居する者及び患者の接触者に対して健診を実施した。健診は、特に他に感染させる恐れのある患者の家族及び保健所における結核患者登録から２年目までの患者の家族等に対して重点的に実施した。 　　　 　　　　 　　○　平成26年度　接触者健康診断実施状況 　　　区　　　　分 　受診者数 　 （人） 発見患者数 （人） 患者発見率 （％） 患　者　家　族　健　診　　　　　　 1,591 7 0.44 接　触　者　健　診 2,529 1 0.04 計 4,120 8 0.19 ○根拠法令等　感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第１７条 （接触者健康診断） 　 登録患者のうち、現在医療を受けていない者及び病状不明の者並びに保健所長が病状を把握する 必要があると認めた者について、保健所における患者管理の一環として検診を実施した。 　　○　平成26年度　管理検診実施状況 　受　診　者　数 　　発見患者数　 　　患者発見率　 　　 1,293人 　 3人 0.23％ 　　　　○根拠法令等　感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第５３条の１３ （精密検査） 　３　結核医療費の公費負担 平成24年度 平成25年度 平成26年度 予　算　額 202,855千円 204,644千円 184,782千円 決　算　額 165,798千円 183,443千円 156,546千円 　　　?　医療費公費負担 ○根拠法令等　感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第３７条、３７条の２ 　　　　ア　一般患者に対する医療 　　　　　　適正医療の普及による早期治療を目的に、一般患者に対する医療費の公費負担を実施しており、平成26年の申請件数は1,390件で、公費負担承認件数は1,378件であった。 イ 入院患者に対する医療 　　　　　　結核菌排菌患者の周囲への感染を防止するため患者又は保護者に対して結核病床を有する病院等へ入院を勧告し、その医療費の公費負担を行った。 　　　 平成26年の新規入院患者数は396人、解除数は388人で、平成26年12月末現在の入院勧告患者数は62人であった。 ○　平成26年度　医療費公費負担支払額 一　般　患　者 入　院　患　者 　支払件数 金　　額 支払件数 金　　額 　9,296件 22,756,163円 1,178件 133,789,243円 　　　?　指定医療機関 　　　　　結核の公費負担患者の適正医療を推進するため、病