保健体育科学习指导案授业Ⅱ第3学年12组男子.PDF

保健体育科学習指導案 授業Ⅱ 第３学年１・２組 男子 場 所 コ ン ピ ュ ー タ 室 指導者 教 諭 小 野 寺 孝 夫 １．単元名 「喫煙 ・飲酒 ・薬物乱用と健康」 ２．指導にあたって 1 ( )単元観 喫煙 ・飲酒 ・薬物乱用は現代において大きな社会問題となっている。喫煙については喫煙開始年 齢と病気の罹患率 ・死亡率増加の因果関係が問題とされている。受動喫煙に関しても嫌煙権が社会 的に大きくクローズアップされ，公共の場や乗り物等での喫煙場所の制限が多くなってきた。飲酒 についてはアルコール依存症や生活習慣病などとの関係，薬物乱用については「依存」と「後遺症」 の問題があげられる。私たち教師にとってこの３つの問題は教育指導上さけては通れない課題であ る。喫煙 ・飲酒は中学生期の子供たちへの誘惑が多く，薬物乱用についても様々な情報が報じられ ており，この時期に学習する保健の題材として最重要課題の１つであると考える。そして，学習す る中で自分の体に関心を持ち健康について真剣に考え，保健の学習に主体的に取り組めるようする ために適した題材であると考える。 2 ( )生徒観 （生徒数 男 １組１５名 ２組 １４名 計２９名） 喫煙 ・飲酒 ・薬物乱用に対して生徒たちは大人になるまで 「吸ってはならない。」「飲んではいけ ない。」「手を出してはだめ。」といった気持ちを持っている生徒が多い。どの生徒も「体に害がある。」 というイメージを持っている。しかし，成長期の自分たちにはマイナスであるが興味があるという生 徒も一部いる。以下は喫煙に関するアンケート結果である。 ３年生男子を対象に，たばこに関するアンケートを実施した。多くの生徒はたばこの存在を有害 なものにとらえており，「身体に悪い」「肺が黒くなる」「成長の妨げになる」「近くで吸われると 気になる」などの意見をもっている。しかし，体によくないと知りつつも，好奇心や友達や先輩の 誘いから，喫煙を経験している生徒も多少いる。また，そのまま喫煙を続けている生徒も一部いる と思われる。「たばこを吸う人に対してあなたはどのような気持ちを持っていますか。」に対して 「別によいと思う」８名という結果であった。 １．たばこを吸う人に対してあなたはどのような気持ちを持っています ２．たばこを吸う人に対してあなたはどのような気持ちを持ってい か。 ますか。 18 9 8 16 イメージ 7 吸う人に対して 14 6 5 12 4 10 3 2 8 1 0 6 い