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山梨県消防防灾航空队
山梨県消防防災航空隊
1 はじめに
2 沿革
3 消防防災航空隊の運航体制について
4 消防防災ヘリ出動システム
5 機体性能及び特殊装備
6 資器材
7 出動件数
○ はじめに
山梨県は、中部地方に属 し、 日本列島のほぼ中央に位置 しています。県土面積は 4,465 k㎡で全国 3
2番目の大きさですが、山林が県土の78%を占め、周囲を急峻な山に囲まれています。北東部には、
秩父山塊、西部に3,000m級からなる赤石山脈 (南アルプス)、南部には日本一の霊峰富士山、そ
して北部には八ヶ岳 ・茅ヶ岳と森林 ・渓谷などすぐれた景観に富んでいます。
我々消防防災航空隊は県中央部に位置する甲府盆地の西部にある双葉ヘリポートに隣接して事務所
があり、平成 7年 4月の発隊以来、延べ 39名の消防職員が派遣されおり、諸先輩方の絶え間ない御尽
力により 12年間 3534時間 (平成 19年 6月 1日現在)事故もなく運航を継続 しております。
○ 山梨県消防防災ヘリコプター 「あかふじ」沿革
年 月 日 経 緯 等
H 5. 3. 31 消防庁から各都道府県に対 し、21世紀初頭までに消防 ・防災
ヘリコプターを少なくとも 1機以上配備することを目標とする航
空消防防災体制の整備促進について通達があった。
H 5. 4. 2 山梨県内 (勝沼町深沢地区)において焼失面積 75ヘクタールの山林火災が発生
し、その際の消火活動で消防ヘリコプターの活用の有効性が認識 された。
H 5. 7. 1 6月議会の一般質問に対 し、知事がヘリコプターを平成 6年度導入する方向
で検討する旨答弁した。
H 5. 11. 22 第 1回山梨県防災ヘリコプター機種選定委員会開催
H6. 3. 28 第 2回山梨県防災ヘリコプター機種選定委員会開催
H6. 7. 19 国庫補助金交付決定
H6. 8. 4 三菱商事 (株)と仮契約
H6. 10. 1 県下 7消防本部から8名の消防職員の派遣を受け、県職員 として併任発令を
行 う。
H6. 10. 13 9月議会で契約案件が議決され、同日三菱商事 (株)と本契約を締結 した。
H6. 11. 29 併任職員 8名が先進県 (三重県)で研修
~ 12. 9
H 7. 2. 14 ・防災ヘリコプターの愛称を県民から公募 し 「あかふじ」に決定
・防災ヘリコプター基地を日本航空学園双葉滑空場に決定
・運航委託先を (株)東日本航空 運航本部 (現 :(株)ジャネ
ットエアーサービス)に決定
H 7. 3. 28 三菱商事 (株)が機体を納入
H 7. 4. 26 運航開始式典開催、 運航開始
H 9. 4. 17 ヘリコプター・テレビ伝送システム運用開始
○ 消防防災航空隊の運航体制について
組織図 運航管理者
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