平成28年度事业计画（美术馆）自平成28年4月至.PDF

平成28年度 事業計画（美術館） 自 平成28年4月 1日 至 平成29年3月31日 公益目的事業２（展覧会事業） 1．「宮川香山」展の開催 ア．名称 「没後100年 宮川香山」 イ．会期 平成28年2月24日（水）～平成28年4月17日（日） ウ．概要 初代宮川香山は、陶磁の表面をリアルな浮彫や造形物で装飾する技法「高浮彫」を 生み出し、香山の「眞葛焼」は欧米諸国で絶賛を浴びて万国博覧会などで受賞を重 ねました。また釉薬の研究に没頭し、新たに釉下彩などの作品を発表して「明治日 本の力」を欧米に知らしめました。これらの功績が評価され、陶芸分野では二人目 となる帝室技藝員に任命されます。本展では、質量ともに国内随一を誇る田邊哲人 氏のコレクションによって、香山の「眞葛焼」の全貌に迫ります。 エ．展示 「高取釉高浮彫蟹花瓶」 初代宮川香山作 「高浮彫牡丹二眠猫覚醒蓋付水指」 初代宮川香山作 「色嵌釉紫陽花図花瓶」 初代宮川香山 「釉下彩白盛鶏図大花瓶」 初代宮川香山 ＊すべて田邊哲人コレクション オ．備考 共催：NHKﾌﾟﾛﾓｰｼｮﾝ、読売新聞社 巡回：東洋陶磁美術館、瀬戸市美術館 ２．「広重」展の開催 ア．名称 「原安三郎コレクション 広重ビビッド」 イ．会期 平成28年4月29日（金・祝）～平成28年6月12日（日） ウ．概要 日本化薬の社長であった原安三郎氏の浮世絵コレクションの中から、全点初公開の 広重「六十余州名所図会」「名所江戸百景」を中心に、北斎、国芳などの名品を紹介 します。原氏のコレクションは秘蔵されていたために、保存状態の優れた作品が多 く、また初摺も多いため、制作当初に近い姿で鑑賞できます。特に広重の「六十余 州名所図会」は全期間全点展示、描写された場所の現在地を写真で比較できるのも 見どころとなります。 エ．展示 歌川広重「六十余州名所図会」 歌川広重「名所江戸百景」 葛飾北斎「冨嶽三十六景」 ＊すべて原安三郎コレクション オ．備考 共催：TBSテレビ、朝日新聞社 巡回：ふくやま美術館 他 1 ３．「エミール・ガレ」展の開催 ア．名称 「 オルセー美術館共同企画 生誕170周年記念 エミール・ガレ」 イ．会期 平成28年6月29日（水）～平成28年8月28日（日） ウ．概要 生誕170周年を記念し、ガラス、陶器、家具に表われたエミール・ガレの芸術性を、 「ガレと祖国」「ガレと異国」「ガレと植物学」「ガレと生物学」「ガレと文学」とい う、その源となった5つの柱から捉え直し、ガレの探究心の深さ、技術力の高さを 見ながら、究極を探ります。オルセー美術館との共同企画である本展は、日本初公 開作品1点を含むガラス作品3点と、制作過程の裏づけとなるデッサン類37件が同 美術館より出品され、ガレの芸術性に迫ります。 エ．展示 花器「おだまき」 エミール・ガレ作 サントリー美術館蔵 「おだまきとトンボのデッサン」 エミール・ガレ筆 オルセー美術館蔵 花器「たまり水」 エミール・ガレ作 オルセー美術館蔵 オ．備考 共催：朝日新聞社 巡回：なし