铃木黄弌氏.PDFVIP

１．氏 名 鈴木 黄弌（すずき こういち） ２．生年月日 昭和１７年９月１０日 ３．住 所 備前市伊部２３４８番地３ 【説明】 細工物を得意とした鈴木黄哉の長男として、京都市で生まれる。昭和 36 年（1961）、の ちに文化勲章を受章する京焼作家楠部彌弌に内弟子として入門し、昭和42 年（1967）まで ６年間研鑽を積む。その後、父からも指導を受け、昭和 43 年（1968）に独立し、登り窯、 角窯、ガス窯を築く。 昭和47 年（1972）には東京で初個展を開催。全関西美術展、日本伝統工芸展、岡山県美 術展覧会、陶芸ビエンナーレ、一水会陶芸展、焼き締め陶公募展、田部美術館大賞茶の湯 の造形展などに出品する。日本伝統工芸展には昭和49 年（1974）初入選し、計６回入選し ている。平成 17 年（2005）には日本工芸会正会員に推挙される。平成 17 年（2009）田部 美術館大賞茶の湯の造形展で奨励賞、平成22 年（2010）日本工芸会中国支部展で金重陶陽 賞を受賞。 ロクロ・手びねり・板作りなどの技法により、壷・花入・茶器・酒器・食器などのほか に干支の置物・香炉などを手掛ける。茶碗・置物以外は、砂粒の混じる粗土を用い、表現 の幅を広げている。近年は強い還元焼成による青備前の花器・大皿を追求し、その中に走 る黒色や灰色の緋襷も魅力的である。 岡山県備前焼陶友会理事 日本伝統工芸会正会員 鈴木黄弌氏 【略歴】 昭和17年 鈴木黄哉の長男として生まれる 昭和36 年 文化勲章受章・日本芸術会員楠部弥弌氏に師事 光風会山田新一氏に師事 昭和42 年 岡山に帰郷し、黄哉の後継者として作陶に専念 昭和63 年 備前陶友会青年部長 平成 4 年 備前陶心会会長 ＜主な受賞歴＞ 全関西美術展入選 メモリアルフェスタ信楽陶芸展入選 国際公募連展入選 焼き締め陶公募展入選 陶芸ビエンナーレ展入選 一水会陶芸部公募展入選 埼玉陶芸展入選 埼玉陶芸選抜展入選 伝統工芸中国支部展支部長賞 岡山県美術展県展賞 田部美術館大賞茶の湯の造形展奨励賞 日本伝統工芸展入選 日本伝統工芸中国支部展奨励賞 日本工芸会中国支部50 周年記念展特別賞 日本工芸会中国支部展金重陶陽賞 その他、全国各地で数多くの個展を開催