放射线科》-kawaguchi.PDFVIP

《放 射 線 科 》 １．概要 ： （１）責任者(部長) ：此枝紘一 （２）診療科としての特徴 ： ① 画像診断、核医学、放射線治療の３領域全てを行っている。 ② 画像診断 （X線CT、MRI、血管撮影、消化管造影、RI）；カルテ、画像 フィルムは病歴室にて一括管理されており、読影環境は整っている。 ③ 放射線治療 ；マイクロトロン、マイクロセレクトロン、温熱療法を用い て癌の治療を行っている。 （３）実績 ：画像診断、CT 17,878件、MRI12,874件、血管撮影 555件、 放射線治療、新患数 230名、治療部位数 363件、 （４）医師数 ：常勤医師４名 （内訳）放射線科専門医 ４名、放射線腫瘍学会認定医 ２名 （５）認定施設 ：日本医学放射線学会専門医修練機関認定 ２．研修一般目標 放射線及び放射線の使用についての基礎知識を学び臨床放射線各分野の 知識を深める。 ３．研修行動目標 （１）胸部単純写真のX線解剖を理解し、読影ができる。 （２）各種造影剤検査の適応を理解し、副作用に対処できる。 （３）消化管造影の手技ができ、読影ができる。 （４）CT、MRIの解剖を理解し、読影ができる。 （５）血管造影検査の手技が指導医と共にでき、読影ができる。 （６）IVRを指導医のもとで手技ができる。 （７）核医学検査薬品を安全に取り扱うことができる。 （８）各種核医学検査の適応を理解し、読影ができる。 （９）外部照射の治療計画を立て、治療を遂行する （10）小線源治療の手技ができる。 - 26 - ４．研修方法 １）指導医と共に診断 ・治療 ・病棟管理にあたる。 ２）画像診断 ・RI検査は各検査の実技を行い、読影を行う。 ３）放射線腫瘍学は放射線基礎を理解し、放射線治療計画を作成する。外 来にて治療を遂行し、病棟にて患者管理を行う。 ５．認定医 ・専門医取得 ： 卒業年 1 2 3 4 5 6 7 研修区分 初期研修 後期研修 当センター/ 他施設勤務 試験 一次試験 二次試験 後期研修 2 年にて放射線科専門医一次試験受験資格が取得でき、一次試験合 格後、後期研修 2 年後の二次試験の受験資格が取得できる。二次試験に合格す ると放射線科専門医資格が取得できる。このため、最短 4 年間の研修で放射線 科専門医が取得できる。 - 27 -