30mはしご付消防车仕样书 - 笛吹市.DOC

? 災害対応特殊はしご付消防ポンプ自動車 仕様書 笛吹市消防本部 第1　総則 １　この仕様書は、笛吹市消防本部（以下?当本部?という。）が平成１9年度に購入する 災害対応特殊はしご付消防ポンプ自動車（以下?車両?という。）の製作に関する一切に 適用する。 ２　車両の製作は、この仕様書および製作承認図等（契約後受注者にて製作すること。） によるほか、道路運送車両法、道路運送車両法の保安基準および消防防災設備整備費 補助金交付要綱に適合し、緊急自動車としての承認が得られること。 ３　製作にあたり、仕様書詳細について当本部と打合せを行い、製作承認図等を当本部 に提出し、承認を得て製作に着手し、仕様書に疑問が生じた場合は、当本部に連絡の 上承認または指示を受けること。 ４　受注者は、契約後次の書類を2部提出すること。 (Ⅰ)　製作工程表 (２)　製作承認図（艤装3面図） (３)　電気配線図 (４)　各安全装置関係図 (５)　油圧配管系統図 (６)　油圧ポンプ駆動装置関係図 第2　概要 本車両は、下記のシャシーに全伸長35.5ｍ先端屈折式はしごとその駆動装置および安全装置等を装備したものである。なお、本はしごには梯体固定式伸縮水路、リフタ装置および、固定式バスケット装置を装備するものとする。 第3　シャシー １　使用シャシーは、四輪操舵方式のはしご車専用シャシーで、ディーゼル車とする。 ２　諸元 (Ⅰ)　操舵方式　　　四輪操舵方式 (２)　最高出力　　　２７９kW（３８０PS）以上 (３)　乗車定員　　　６名以上 (４)　変速装置　　　レバー式オートマチックミッション (５)　制動装置　　　ＡＢＳ付 (６)　燃料タンク　　１３０?以上 (７)　オルタネータ　１５０Ａ以上 ３　シャシーの付属品は、別表１のとおり。 第4　はしご装置 　１　諸元 規格地上高 約36ｍ 屈折部はしご長さ 2ｍ以上 起立角 －10°～75° 屈折角 約75°以上 はしご段数 5段 横桟間隔 400㎜未満 ２　使用範囲 バスケット＋270kg アウトリガ張出幅：前1.85以上 アウトリガ張出幅：後2.45ｍ以上 14ｍ アウトリガ張出幅：前18～2.3ｍ未満 アウトリガ張出幅：後2.1ｍ～2.55満 12ｍ アウトリガ張出幅：前後1.9ｍ～2.15ｍ未満 10ｍ 　３　性能 はしご作業所要時間は油圧ポンプ回転速度1,200r.p.m以下で下記の通りとする。 作業 所要時間 起梯（収納状態から最大起立まで） 約50秒 伏梯 約50秒 伸梯 約50秒 縮梯 約60秒 旋回 約110秒 先端屈伸（75°屈伏よりはしご一直線まで） 約50秒 先端屈折（はしご一直線より75°屈伏まで） 約50秒 　４　能力 バスケット許容積載質量 270kg リフタ許容積載質量 180kg バスケット＋リフタ同時使用時許容積載質量 270kg＋180kg リフタ上昇スピード 0.7～1.0ｍ/ｓ リフタ下降スピード 0.7～1.0ｍ/ｓ 連続降下許容質量 22.5kg/ｍ ５　はしご構造 (Ⅰ)　はしご本体は高張力鋼材を使用しており、箱型?パイプ等の閉断面部材を電気溶 接によってトラス構造に組立てたものとする。また、軽量でかつ正荷重、ねじれ 荷重.に対して十分な強度を有するものとする。 (２)　はしごは、使用範囲内で起伏?伸縮?旋回?屈折のいかなる操作を行っても、大きな騒音や振動等の異常がなく、安全で円滑な動作ができるものとする。 (３)　はしご本体の各部にローラおよびパット材を設置し、はしごの伸縮が円滑に行えるものとする。 (４)　はしご本体の横桟の外周は、合成ゴム製の滑り止めを取付けるものとする。 (５)　はしごの最上段先端付近に控え綱用環を装備するものとする。 (６)　はしご本体の最上段先端はバスケット使用時、その全領域においてバスケット内搭乗員と干渉しない構造とする。 (７)　はしごの最下段に次の装備を取り付ける。 ①　車高計測棒 ②　照明灯（リモコン式メタルハライド投光器左右各１基　100Ｖ-150W） ③　はしご基部パンチングプレート（左右） ④　とび口（１．８ｍ） ⑤　かぎ付はしご（３．１ｍ　チタン製） 　６　はしご駆動油圧機構 (１)　シャシエンジンのトランスミッションP.T.O（パワーテイクオフ）により駆動する構造とし、それにより得られた油圧を使用してはしごの起伏?伸縮?旋回?屈折?リフタ昇降?傾斜矯正およびアウトリガ?ジャッキ操作を行うことができるものとする。 (２)　作動油は、ストレーナ付作動油タンクから油圧ポンプにより加圧され車両後方のジャッキ?アウトリガ用切換弁またはターンテーブル中央の旋回接手を通り起伏?伸縮?旋