射出成形机.PDF

射出成形机

1. 射出成形 1.1 射出成形機 射出成形機は成形材料を加熱シリンダー内で溶融可塑化し、これを金型内へ射出し、金型内部で固化 させて成形品をつくる機械である。射出成形機は金型の開閉を行う型締め装置と、成形材料を可塑化して射 出する装置とにより構成されており、この 2 つの装置の配列の仕方により各種の形式のものがある。 (1) 横型射出成形機 : 型締め装置と射出装置がともに横方向(水平)に組み合わせられたもの (2) 縦型射出成形機 : 型締め装置と射出装置がともに縦方向(垂直)に組み合わせられたもの (3) 2色射出成形機 (4) ロータリー式射出成形機 (5) 低発泡射出成形機 (6) 多材料射出成形機 (7) サンドイッチ射出成形機 1.2 射出成形機の選択 1.2.1 射出容量からの成形機選定 一般的な目安としては、成形品容量(ショット容量)が射出成形機の射出容量の30~80%になるように選択する のが望ましい。成形機の射出容量 Q(g)は、一般にスプルー、ランナーの重量を含んだ 1 ショットの重量 W(g)が 以下に示す範囲で成形するのが望ましい。 Q = (1.3~1.5)×W 射出容量が小さすぎる場合には可塑化が間に合わず、樹脂が充分に可塑化されないうちにスクリュー先端に 送られるため、成形品としての本来の物性が得られなくなることがある。逆に射出容量が大きすぎる場合は、シリ ンダー内での滞留時間が長くなり樹脂の分解を起こしやすくなる。 1.2.2 型締め圧力からの成形機選定 2 ノバデュラン を成形する場合、トグル式、直圧式のいずれでもよい。成形品投影面積 A(cm )と所要型締め 力 P(ton)の関係は、次式で表される範囲が望ましい。 P = (0.5~0.7)×A 1.2.3 ノズルの構造 ノバデュランの成形にはオープンノズルが一般的である。市販射出成形機に有するノズルは、オープンノズル、 シャットオフノズル等がある(図 1-1)が、何れの場合にも温度制御付きであることが必要である。ノズルからのハ ナタレ(ドローリング)を懸念する場合には、シャットオフノズルを用いるとよい。ただし、スライド部分に樹脂が滞 留してヤケや黒点異物の発生原因となる場合があるので注意を要する。 - 1 - 図 1-1 ノズルの種類と構造 1.2.4 射出機構 ノバデュランの成形は、「1 速 2 圧」(射出速度一定、射出圧力 2 段制御)という基本的な機能の成形機で充分 可能であるが、寸法、外観、成形性(流動性、離型性)など厳しい製品を成形するに際しては、射出速度や射出 圧力をコントロールできるプログラム制御を有したものが効果的である。 1.2.5 逆流防止リング ノバデュランは溶融粘度が比較的低いため、スクリューには逆流防止リングが不可欠である。この逆流防止リ ングが磨耗や腐食等により損傷していると、射出(保圧)時にシリンダー内の樹脂がホッパー内へ逆流してクッシ ョン量が保てず、後述する射出圧力(保持圧力)がキャビティに有効にかからない場合がある。このような場合は 良好な成形品が得られないので、保守・管理面において成形時のクッション量とその安定性には常に注意する 必要がある。逆流防止リングは、耐腐食・耐摩

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