喷火警报-宫城県.PPT

時速は60kmを超えることもあり，谷筋や沢沿いを流下し，平野部に大きな被害を及ぼします。 蔵王山ハザードマップでは，図の水色の範囲が，融雪型火山泥流の氾濫予測範囲です。 川を流れ下り，東白石駅や北白河駅周辺まで到達すると予測されています。 土石流とは，山腹，谷底にある土砂が長雨や集中豪雨などによって一気に下流へと押し流される現象です。 火山災害の場合は，噴火によって山の斜面に火山灰が降り積もり 通常降る程度の雨の量でも，土石流が発生しやすくなります。火砕流で堆積した土砂や，岩も巻き込み大きな被害につながる事例もありました。 土石流の速度は時速50～60ｋｍと非常に速く，平野部に到達すると大きな被害を及ぼします。 蔵王山ハザードマップでは，赤の斜線で囲まれた範囲が，土石流の氾濫予想範囲です。 融雪型火山泥流の氾濫予測範囲と同様に，東白石駅や北白川駅周辺まで到達すると予想されています。 噴火警報は，噴火に伴って発生し生命に危険を及ぼす火山現象（大きな噴石，火砕流，融雪型火山泥流等，発生から短時間で火口周辺や居住地域に到達し，避難までの時間的猶予がほとんどない現象）の発生や危険が及ぶ範囲の拡大が予想される場合に，「警戒が必要な範囲」（この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ）を明示して発表されます。発表された際はすぐに避難が必要であると言えます。 噴火警報は，平成25年８月30日（金）から運用が開始された特別警報に位置付けられています。 以下補足 ①蔵王山ハザードマップでは火山情報が発表されるとありますが，気象庁では，平成19年12月より，火山情報（緊急火山情報，臨時火山情報，火山観測情報）に代わって噴火警報?予報を発表しています。 ②特別警報とは??? 「特別警報」が発表されたら，ただちに命を守る行動をとってください。経験したことのないような異常な現象が起きそうな状況です。ただちに命を守る行動をとってください。 この数十年間災害の経験が無い地域でも，災害の可能性が高まっています。油断しないでください。 表紙／Ｃスライド型資料／１一覧表／（４）中学校／⑦火山／ａ火山編① 警戒が必要な範囲が火口周辺に限られる場合は，噴火警報（火口周辺）または火口周辺警報として発表されます。 入山規制や火口周辺の規制がされるので，決して近寄らないようにしましょう。 状況に応じて避難の準備を始めましょう。 表紙／Ｃスライド型資料／１一覧表／（４）中学校／⑦火山／ａ火山編① 火山防災の心得です。 これらのことを守って安全に避難しましょう。 * 宮城県総合教育センター　平成25年度防災教育グループ スライド型資料* * 宮城県総合教育センター　平成25年度防災教育グループ スライド型資料* 〈目次〉 火山の基礎知識 高校?火山①?10分 ※このスライドは非表示になっています １　活火山とは ２　監視?観測の充実等が必要な活火山 ３　噴火の歴史（蔵王山） ４　噴火による被害 ５　融雪型火山泥流 ６　土石流 ７　噴火警報とは ８　火山防災の心得 ３ ４ ５ ６ ７ 12 17 19 このスライド中の火山ハザードマップは見直されることがあります。 最新の情報は，宮城県のWebサイトでご確認ください。 http://www.pref.miyagi.jp/ 火山の基礎知識 １　活火山とは ?概ね過去1万年以内に噴火した火山 　及び現在活発な噴気活動のある火山 宮城県　　蔵王山火山防災マップ　　　　　 ２　監視?観測体制の充実等が必要な活火山 気象庁　　気象等の知識　　火山 ３　噴火の歴史　蔵王山 噴火の年代 噴火 主な被害 堆積物の種類 1940（昭和15）年 4月 小噴火 新噴気孔生成 降下火砕物 1895（明治28）年 2月 噴火 御釜沸騰。火山泥流発生。降灰。 有毒ガス発生。白石川の洪水。 降下火砕物 火砕サージ 1867（慶応３）年10月 噴火？ 硫黄混じりの泥水が増水し，火山泥流発生，洪水を起こし死者3名。 ？ 1831(天保２)年11月 噴火 泥流が発生。 降下火砕物 1821（文政３）年 1月 噴火 御釜沸騰，濁川増水し硫黄堆積 ？ 1809（文化6）年 噴火 泥流が発生 1694（元禄7年）年5月 噴火 神社消失，河川毒水化 1624(寛永元）年5月 噴火 柴田，名取方面に降灰 1227(安貞元）年10月 噴火 柴田郡に噴石，人畜に被害多数 ？ 773（宝亀４）年 噴火 ？ 宮城県　　蔵王山火山防災マップ 気象庁　　気象等の知識　　火山　より作成　　　　 ４　噴火による被害 溶岩，火山弾，火山灰，火山ガス（中１理科） 噴火時の災害 　溶岩流，火砕流，火砕サージ，山体崩壊， 　火山礫，火山岩塊噴出，降灰，火山性ガス放出 　 間接