浴室暖房干燥机.DOC

Ⅰ．総則 1. 適用範囲 本基準は、浴室内の暖房、浴室内で衣類乾燥を行う機器で、換気又はミスト発生機能を持ったものにも適用する。 2．用語の定義 図書 □ 3. 部品の構成 構成部品は表－１による。 表－１　構成部品 ＊1：ミスト発生機能が機器本体から独立するものにあっては、暖房運転と連動運転が出来るもの。なお、足元組込型の場合にあっては換気設備と連動出来るもの。 ＊2：ミスト用熱交換器が機器本体から独立するものにあっては、機器本体と連動運転が出来るもの。 注)構成の別 ●：住宅部品としての基本機能上、必ず装備されていなければならない部品及び部材を示す。（必須構成部品） ○：必須構成部品のうち、販売上必ずしもセットしなくてもよい部品及び部材を示す。（セットフリー部品） △：必須構成部品に選択的に付加することができるもので、必ずしも保有しなくてもよい部品及び部材を示す。（選択構成部品） 図書 □ 4. 材料 必須構成部品及び選択構成部品に使用する材料は、名称及び該当するJIS等の規格名称を明確化し、又は、JIS等と同等の性能を有していることを証明したものを対象とする。 図書 □ 5. 施工の範囲 構成部品の施工範囲は、原則として次による。 a)　機器本体の取付及び換気設備との接続 1)　取付け下地の確認 図書 □ 2)　機器本体の取付け 図書 □ 3)　換気機能を有するものにあっては、機器本体と換気設備との接続。 図書 □ 4)　機器本体から建物側電源まで及び操作部品までの標準配線の取付け 図書 □ b)　温水式にあっては温水配管等との接続 1)　温水式にあっては熱交換循環配管の機器本体への接続 図書 □ 2)　ミスト発生機能付の場合にあっては、給水配管、ミスト配管、温水配管、排水配管等との接続 図書 □ c)　操作部の取付け及び機器本体との接続 1)　取付け下地の確認 図書 □ 2)　操作部の取付け 図書 □ 3)　機器本体から操作部までの標準配線の取付け 図書 □ Ⅱ．要求事項 1　住宅部品の性能等に係る要求事項 「優良住宅部品認定基準(暖?冷房システム)」による他、以下の各項目による。 図書 □ 1.1　機能の確保 a)　機器特性 1)　暖房能力 ①　暖房Ⅰ型 暖房性能試験に定める浴室において、初期の浴室内温度及び外気温を15℃とし暖房性能試験を実施し、運転開始後15分以内に浴室洗い場内の各測定点平均温度上昇値が7K以上で、かつ、各測定点の温度上昇値が3K以上であること。 ＜試験：別冊BLT HS/B-b-702「暖房性能試験」＞ 試験 □ ②　暖房Ⅱ型 暖房性能試験に定める浴室において、初期の浴室内気温及び外気温を5℃とし暖房性能試験を実施し、運転開始後15分以内に浴室洗い場内の各測定点平均温度上昇値が17K以上で、かつ、各測定点の温度上昇値が13K以上であること。 ＜試験：別冊BLT HS/B-b-702「暖房性能試験」＞ 試験 □ 2)　乾燥性能 ①　乾燥度（乾燥時間） 所定の浴室において、乾燥試験を実施し、900mm角の試験布20枚(2kg)の乾燥度が、97％以上となるまでに要する時間が、120分以内であること。 ＜試験：BLT HS/B-b-701「乾燥試験」＞ 試験 □ 3)　風量 ①　暖房運転時の風量 定格電圧および定格周波数の下で、「風量試験」を実施し、定格風量の95％以上であること。 ＜試験：JIS A 4007：1995の8.1「風量試験」＞ 試験 □ ②　換気運転時の風量 換気機能を認定の対象とする場合は、定格電圧および定格周波数の下で、「風量試験」を行い、換気運転時の風量が50ｍ3/h以上であること。ただし、使用状態で排気側または吸気側にダクトが接続される場合は原則として長さ０．３ｍのダクトを接続して風量を測定する。 ＜試験：JIS C 9603:1988の8.8「風量試験」＞ 試験 □ 4)　運転騒音 ①　暖房運転時の騒音レベル 暖房運転時の騒音レベルは、「騒音試験」を実施し、機器より1ｍ離れた位置で45dB(A)以下の運転が行える運転モードを有しており、かつ、表示された騒音レベルに対し+3dB以下であること。(ミスト運転時は除く)。 ＜試験：JIS C 9603:1988の8.9「騒音試験」＞ 試験 □ ②　衣類乾燥運転時の騒音レベル 衣類乾燥運転時の騒音レベルは、「騒音試験」を実施し、機器より1ｍ離れた位置で45dB(A)以下の運転が行える運転モードを有しており、かつ、表示された騒音レベ