当院における整形外科手术后のVTE予防の实态と药剂师の关わり.PDFVIP

病院紹介 診療科 ：内科 外科 消化器外科 整形外科 脳神経外科 循環器科 泌尿器科 耳鼻咽頭科 皮膚科 小児科 病床数 ：198床(一般病棟108床・障害者病棟40床・回復期病棟50床) 薬剤師数 ：常勤11名、非常勤1名 病棟常駐薬剤師 ：各3名/2病棟(一般病棟) 処方箋枚数 ：院内処方：内服50～60枚/日 注射40～60枚/日 入院患者数 ：平均172.4人/日 4名(平成28年度) 病院実務実習受入人数 ： 1 緒言 • 整形外科領域の手術後は、手術体位や術後の安静度に よって静脈血栓塞栓症(以下VTE)が発生しやすい環境に あり、その予防が重要である。 • 当院では術後のVTE予防目的でエドキサバンを使用して いる。エドキサバンは患者背景や併用薬により投与量が 変わる薬剤であり、当院では病棟薬剤師が必要性を判断 し処方提案を行っている。今回、エドキサバンの使用実態 調査を行ったので報告する。 2 静脈血栓塞栓症のリスク階層と予防法 リスクレベル 手術 推奨予防法 低リスク 上肢手術 早期離床および積極的な運動 腸骨からの採骨や下肢からの神経や 皮膚の採取を伴う上肢手術 弾性ストッキングあるいは間欠 中リスク 脊椎手術、脊椎・脊髄損傷 的空気圧迫法 下肢手術、大腿骨遠位部以下の単独 外傷 ・ 人工股関節置換術 人工膝関節置 換術 ・股関節骨折手術（大腿骨骨幹 部を含む） 間欠的空気圧迫法あるいは抗 高リスク 骨盤骨切り術、下肢悪性腫瘍手術、 凝 固療法 重度外傷（多発外傷）・骨盤骨折 下肢手術にＶＴＥの付加的な危険因 子が合併する場合 「高リスク」の手術を受ける患者にＶＴ 抗凝固療法と間欠的空気圧迫 最高リスク Ｅの既往あるいは血栓性素因の存在 法の併用あるいは抗凝固療法 がある場合 と弾性ストッキングの併用 肺血栓塞栓症/深部静脈血栓症（静脈血栓塞栓症）予防ガイドライン,2004 3 処方提案の流れ 　　　 併用薬剤 による リスクカテゴ リー 抗血小板薬 and