流星群命名法规则つくり.DOC

2008.7.12　OAA名古屋支部会 流星群命名法規則つくりについて 　　　　　　　　　　　　　―――IAU作業部会報告の概要――― 　　　　　　　　　　　　　　　　　NMS　　　岡本貞夫 　2006年にプラハで開かれたIAU総会は２２委員会（流星及び惑星間ダスト）内に流星群命名法及びこれに従った流星群名称（IAU番号と3文字コード付き）を提示するのための作業部会を設立しました。作業部会のチーフはP.Jenniskensであり、この間の経過と素案がWGN、The Joournal of the IMO 34:5 (2006)とMeteoroid2007での報告及びその集録であるEarth Moon Planet(2008)102:5-9にPeter Jenniskens から出されました。 　ここではこれらに基づいて、流星群命名法原案とこれまで分かっている流星群の名称原案を概略報告します。 　なお、この作業部会の原案及びこれまでの流星群名称案については、次回のIAU総会（2009年Rio de Janeiro,Brasil）の半年前までに作成され、IAU Meteor Orbit Data Centerのwebsite （http://www.astro.sk/~ne/IAUMDC/Ph2003/）http://www.astro.sk/~ne/ IAUMDC/ 　　IAU２２委員会のウェブサイト　http://meteor.asu.cas.cz/IAU/nomenclature.html 2007年1月のIAU広報　/fileadmin/content/Ibs/ib99.pdf 　　　バルセロナのMeteoroids2007の間に新しい流星群を追加し、既存の流星群についての新情報の追加も考えた。 　　　ワーキングリストの管理責任を持つのはIAUデータセンターであり、Vladimir Porubcanが管理している。 　新流星群やこれまでの流星群への新しいデータを報告し、新しいIAUナンバーを得るためのウェブサイトの責任者はポーランド、ポズナンのPoznan Astoronomical ObservatoryのTadeusz Jopekである。　Http://.pl/Staff/Jopek/ IAUは、ほとんどが突発時の眼視観測からの流星群を含む事を容易にするために、アマチュア観測者による新流星群発見報告を調整する。ワーキングリストを更新できるウェブサイトがある以上、新発見流星群は明示されたIAU番号なしで印刷するべきではない。出版前に流星群番号を得るためにIAUMDC（Jopek）に報告されるべきである。これが印刷物においてその後の議論を活発にし、検出確認の助けとなろう。近い将来、新発見流星群の要約電報（CBET）がだされ、流星観測者に新流星群の報告について注意喚起することが作業部会の期する所である。 選定された流星群リスト 2年後のRioでの次回総会の半年前の2009年１月までに確立された流星群リストに含むために、流星研究者の研究に基づいて全流星群を選定する。　 確立されたとして提案されたリストは,ワーキングリストに掲載された情報と起源に基づいて確立された流星群とするに足る十分な証拠があるかどうかの議論を容易にするため、総会前に掲示する。以前に疑問視された流星群のみ、総会に於ける２２委員会の会議の場で公式に承認するための評決が期待される。そして、以後天文学的な実在として個別に認識される。 追記 　新流星群の報告Webサイトは以下である。 　.pl/~jopek/MDC2007/ 発表はCBET　1088（2007年9月25日）上で成された。 Table l Latin possessive names of meteor showers 　 Constellation Latin possessive Shower Constellation Latin possessive Shower 　 　 　 　 　 　 Andromeda Andromedae Andromedld Leo Leonis Leonid Antlia Antliae Antliid Leo Minor Leonis Minoris Leonis Minorid Apus Apodis Apodid Lepus Leporis Leporid Aquarius Aquarii Aquariid Libra Librae Librid Aquila Aquilae Aquilid Lupus Lupi Lupid Ara Arae Arid Lynx Lyncis Lyncid