県视协通信-静冈県视覚障害者协会.DOCVIP

「県視協通信」　　　第８７号 ２０１５年６月 発行所　公益社団法人静岡県視覚障害者協会 〒420-0856 静岡市葵区駿府町1-70 　　　　　 静岡県総合社会福祉会館内 電話?ファックス　054-251-8090 Eメールアドレス　info@ ホームページアドレス 　　　　　　　/ 　　　　　　　　　　 　 発行人　　須藤正起 　　　　　　　　　　　　　 編集人　 市川健悟 目次 巻頭言　会長　須藤正起　　　　　　　　 ライトホーム研修会～早口言葉で大笑い～ ライトホーム指導員?梅原慈香（うめはらじきょう） 伊東線駅遠隔操作システム導入に関しての説明会 （要望書に対しての回答） 熱海支部　菊池一郎　　　　　　　　　　 真夏のミステリー「幻の池」　 浜松支部　市川健悟　　　　　　　　　　 編集部からのメッセージ　　　　　　　　 事務局からのお知らせ　　　　　　　　　 編集後記　　　　　　　　　　　　　　　巻頭言 会長　須藤　正起 　会員の皆様こんにちは。年度が変わり第１号目の県視協通信です。 　今年のゴールデンウィークは大型連休ということもあり、初夏の陽気が続く中、お出かけの方には恵まれたお天気といえるのではないでしょうか。 　職業柄、世間の休日は稼ぎ時でもあり、日頃の休み分を取り戻すべく仕事をしていますが、５月３日（日）は名古屋で行われる卓球大会へ視察に行き、１１月８日に本県で開催する「東海地区ＳＴＴ大会」の会場設営の為の参考にしたいと思っております。時期的にグランドソフトボール大会が一宮で行われているので、そちらへも行って来たいと思います。 　障害者スポーツ施設が静岡県には無く、東海ブロック内で障害者用の施設を持つ県とでは、交通アクセスに多少の不便を感じても、有るのと無いのでは大きな差があると思います。特に、室内競技であるＳＴＴ大会を行う際の会場確保には苦労いたします。卓球台の搬入と卓球台を一括で借りられないことに対しては、特に頭を悩ませます。視察の結果を踏まえて、会場については今後もう少し検討していかなければなりません。 　さて、前号にて「三療研修会」について触れましたが、年度末に行われる日盲連あはき協議委員会において、各県でのあはき部会（あはきを専門とした部）の立ち上げと連携についてが話合われ、全国的に三療?あはきに関する組織の弱体化が問題とされました。８月の研修会では、その点も詳しく小川会長にお話いただければと思っております。県視協の各部会の充実を図る上で、会員の皆様のご協力、ご尽力が必要になるかと思います。お力添えいただければ幸いです。 　また、５月には岐阜県にて全国大会が開催されます。お蔭様で、本県からの参加者は100名弱集まりました。皆様のご協力に感謝いたします。岐阜県の清水会長へ、その旨を伝えたところ大変喜んでおられました。季節的に観光するにも良い頃かと思います。全国大会の後は、観光を楽しんでいただければと思います。 　これから監査会、理事会、総会と続きますが、本年度は役員改選の年となります。準備に追われることになりますが、早いもので会長を就任してから１期が終わろうとしています。年間行事や行政、関係団体への提出書類等に追いたてられるように過ぎた２年間だったように思います。その間、理事の皆様のご協力をいただき、少しずつではありますが内部的な見直しを進めて参りました。一度にすべてを変えることは難しいとはいえ、振り返ればもっと出来ることがあったのではないかと反省の念でいっぱいです。 　６月２１日（日）の総会へは、多くの会員の皆様にご出席いただきますようお願い致します。また、案内等のご確認を宜しくお願い致します。 ライトホーム研修会～早口言葉で大笑い～ ライトホーム指導員?梅原慈香（うめはらじきょう） 　２月２５日、医療福祉センター　ライトホームで発声?発語を学ぶお口のトレーニングを目的とした研修会を開催しました。講師は、静岡県舞台芸術センター（SPAC)の専属俳優?木内琴子さんです。木内さんは、元ＦＭラジオ?Ｋ－ＭＩＸアナウンサーという経歴をお持ちで、話すことの専門家でいらっしゃいます。見える方がおっしゃるのに、とても美しい方だそうです。もちろんお声もしゃべり方も知性と深い人間性を感じました。 　笑い声は豪快！ご参加の皆さんは、富士市、浜松市、静岡市からと、少数ではありましたがやる気満々の視覚障害当事者９人と介助者４人、総勢１３人。 　皆さんそれぞれに目的を持ってのご参加でしたが、自己紹介はおずおずと恥ずかしそうです。盲学校理療科の生徒さんたちも真剣に研修くださっておりました。 　木内先生から、おへその下に手で三角を作り、その真ん中が膨らむように腹式呼吸をするとのご説明がありました。実際にやってみると