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Adobe Systems Incorporated AMF 3 規格仕様 Adobe Systems Inc. AMF 3 規格仕様 カテゴリ: ActionScript シリアライゼーション Action Message Format -- AMF 3 著作権表記 Copyright (c) Adobe Systems Inc. (2002-2006). All Rights Reserved. 概要 Action Message Format （AMF）は、ActionScript オブジェクトグラフのシリアライズに用いられるコンパク トなバイナリ形式です。シリアライズされたAMF エンコーデッドオブジェクトグラフは、セッション間でア プリケーションのパブリックステートを永続・抽出するために使用したり、厳格に型付けされたデータ交 換を介した、2 つのエンドポイント間での通信を可能にします。 AMF は2001 年にFlash Player 6 とともに登場し、Flash Player 7 のActionScript 2.0 リリース時、ならび に Flash Player 8 のリリース時には、変更が施されませんでした。この当初のバージョンの AMF は AMF 0 （[AMF0] を参照）と呼ばれています。Flash Player 9 の登場にあわせて、最新のActionScript Virtual Machine （AVM+）とAction Script 3.0 が登場しました。これらの改善・更新によって実現された、 数々の新たなデータ型や言語機能に対応するには、AMF 自体にも更新が必要とされました。今回、 新しいバージョンのAMF をリリースする機会を受けて、シリアライズされたデータ内に重複する情報が 含まれることを防止できるよう、エンコーディング形式に対しても数々の最適化が施されています。本ス ペックは、更新版のAMF であるAMF 3 の規格仕様を定義するものです。 目次 1 はじめに 1.1 目的 1.2 記法基準 1.2.1 ABNF (Augmented BNF) 1.3 基本規則 1.3.1 可変長符号なしの29 ビット整数エンコーディング 1.3.2 ストリングとUTF-8 について 2 技術概要 2.1 改善点のまとめ 2.2 参照テーブル 3 AMF 3 のデータ型 3.1 概要 3.2 undefined データ型 3.3 null データ型 3.4 false データ型 3.5 true データ型 3.6 integer データ型 3.7 double データ型 3.8 String データ型 3.9 XMLDocument データ型 3.10 Date データ型 ページ1 / 13 Adobe Systems Incorporated AMF 3 規格仕様 3.11 Array データ型 3.12 Object データ型 3.13 XML データ型 3.14 ByteArray データ型 4 AMF 3 の使用 4.1 NetConnection とAMF 3 4.1.1 ActionScript 3.0 でのNetConnection 4.2 ByteArray、IDataInput およびIDataOutput 5 引用規格 1 はじめに 1.1 目的 Action Message Format （AMF）は、ActionScript オブジェクトグラフのシリアライズに用いられるコンパク トなバイナリ形式です。シリアライズされたAMF エンコーデッドオブジェクトグラフは、セッション間でア プリケーションのパブリックステートを永続・抽出するために使用したり、厳格に型付けされたデータ交 換を介した、2 つのエンドポイント間での通信を可能にします。AMF の最初のバージョンであるAMF 0 は複雑なオブジェクトの参照での送信をサポートし、オブジェクトグラフ内の冗長的なインスタンスが不 必要に繰り返し送信されることを防止することができます。ま