- 1、原创力文档(book118)网站文档一经付费(服务费),不意味着购买了该文档的版权,仅供个人/单位学习、研究之用,不得用于商业用途,未经授权,严禁复制、发行、汇编、翻译或者网络传播等,侵权必究。。
- 2、本站所有内容均由合作方或网友上传,本站不对文档的完整性、权威性及其观点立场正确性做任何保证或承诺!文档内容仅供研究参考,付费前请自行鉴别。如您付费,意味着您自己接受本站规则且自行承担风险,本站不退款、不进行额外附加服务;查看《如何避免下载的几个坑》。如果您已付费下载过本站文档,您可以点击 这里二次下载。
- 3、如文档侵犯商业秘密、侵犯著作权、侵犯人身权等,请点击“版权申诉”(推荐),也可以打举报电话:400-050-0827(电话支持时间:9:00-18:30)。
查看更多
天体核-Indico-理化学研究所
宇宙物理学研究の現状と展望 - 不安定核研究を中心として -
1.序論
自然界には90種の元素、約260種の安定同位体が存在する。このような多様な元素や核種が「いつ」「どこで」「どのようにして」作られたのか、またレアメタルやレアアースなどの元素はなぜ稀少なのか、等の疑問は、17世紀に近代的元素観が芽生えて以来、今日まで自然科学の根本的テーマのひとつであり続けてきた。元素の起源に関する現代の理解は、初期宇宙元素合成のシナリオを与えたG. Gamowらによる?-?-?理論と、重元素の起源を理解するための礎となった E.M. Burbidge、G.R. Burbidge、W.A. Fowler 、F. Hoyleによる恒星内元素合成の理論にまで遡ることができる。その大筋は、まずビッグバン直後のQCD相転移で作られた陽子、中性子から始まる軽い核の反応ネットワークによって7Liまでの軽元素が合成され、その後、それらを含む星間ガスから恒星が生み出され、その内部で水素燃焼、ヘリウム燃焼等を経て、鉄族までの中重核が合成されたとするものである。さらに恒星のヘリウム燃焼領域では13C(?,n)16Oや22Ne(?,n)25Mg等の反応で供給される中性子を用いて、安定線に沿って進む遅い中性子捕獲過程(s過程)により鉄よりも重い元素が合成され、一方 太陽質量の8~10倍以上の大質量星では進化の最終段階において重力崩壊型の超新星爆発が起こり、その際に中性子ドリップラインに近い領域を通る速い中性子捕獲過程(r過程)が進行し、やはり重元素の合成が行われると考えられている。s過程、r過程はいずれも中性子捕獲反応によって進行するため、(n,?)断面積が小さくなるN=50、82、126近傍が停留点となり、存在比のピークを生じる。
Fig. 1. 同位体の太陽系組成比
Fig. 2. 恒星内部における元素合成(?過程、s過程、r過程)の予想経路
s過程では安定線付近の経路をとるため各ピークの中心および右側の成分に寄与し、r過程では中性子数だけが魔法数に到達した後 ?崩壊を起こすため各ピークの左側の成分に寄与する傾向が見られる。
これらのシナリオは、それらに基づいて予測される元素の合成量と、天文観測やさまざまな試料の分析から得られる元素の存在比とを比較することによって検証されるが、合成量を予測する際に、不安定核を含むさまざまな原子核に関するデータを入力する必要がある。最近、8~10m級の大口径地上望遠鏡によって個別の恒星、特に金属度が極めて小さい初期世代天体の表面での元素存在比のデータが得られるようになったことや、X線?ガンマ線天文衛星によって爆発的天体現象のより詳細な姿が見えてきたこと、宇宙背景輻射の高精度測定から宇宙論的パラメータの精密な決定が可能になったことなど、観測分野の進歩がめざましく、これまでの定説となっていたシナリオの不十分な点が次第に明らかにされつつある。さらに現在、30m級の超大口径望遠鏡や、宇宙線、重力波、天体ニュートリノをキャッチするための大型観測装置が計画中または建設中であり、ますます詳細な観測データが取得可能になると期待される。これに呼応して、原子核データについても質?量ともに向上させてゆくことは、元素の起源と宇宙の歴史を解明してゆく上で根本的な重要性を持っている。特に、さまざまな元素合成過程において主役を演ずる不安定核のデータは、RIBFの完成等を契機に、ようやく戦略的な研究の道が拓けた段階であり、今後10年~20年の間に飛躍的な進歩が見込まれる。また一方で、それらの元素合成過程の解明は、不安定核のデータのみで完結できるものではなく、安定核に関する精密な核データが同時に要求されるケースが少なくない。代表的な例としては、r過程の場と予想されるⅡ型超新星爆発の際の、鉄コアの質量を決定するパラメータとしての3?融合反応および12C(?,?)16O、同じくⅡ型超新星爆発において爆発のダイナミクスや中性子の発生量を左右するニュートリノ-原子核反応、s過程における中性子源である13C(?,n)16Oおよび22Ne(?,n)25Mgなどがある。それらの反応について実験精度の向上を図ることは、宇宙核物理研究において不安定核に関する情報の重要性をより高めるのみならず、純粋な原子核物理としての不安定核の研究に対しても意義があるものと思われる。そこでこの章では、宇宙核物理学の分野において今後どのような展開が予想されるか、また原子核物理学、特に不安定核研究の領域からどのような寄与が可能であるかを、不安定核実験の動向を中心に、関連性のある安定核についての実験と合わせて述べる。
2.r過程研究
r過程は、超新星爆発
文档评论(0)