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第10回 特定複合観光施設区域整備推進会議 議事録 一 会議の日時及び場所 日時：平成29年７月31日（月）16:00～16:40 場所：官邸２階小ホール 二 出席した委員の氏名 熊谷亮丸委員、櫻井敬子委員、篠原文也委員、武内紀子委員、丸田健太郎委員、 美原融委員、山内弘隆議長、渡邉雅之委員 三 議事 １．開 会 ２．取りまとめについて ３．挨 拶 ・山内議長 ・杉田内閣官房副長官（IR推進本部本部長補佐） ４．閉 会 1 ○山内議長 それでは、お揃いのようでございますので、ただいまから、第10回「特定 複合観光施設区域整備推進会議」を開催いたします。本日は、大変お忙しい中を御参 集いただきまして、ありがとうございます。 本日は、取りまとめ案について、事務局から御説明をいただきまして、推進会議とし ての取りまとめを決定したいと思っております。 また、取りまとめを決定した後に、大体１分程度、御感想でよろしいかと思いますけ れども、各委員会から御発言をお願いしたいと思っておりますので、よろしくお願いい たします。 それでは、議事に入ります。まずは、取りまとめ案の概要につきまして、事務局から 10分程度を目安として御説明をお願いします。よろしくお願いいたします。 ○中川特定複合観光施設区域整備推進本部事務局次長 それでは、お手元の副題として「～ 『観光先進国』の実現に向けて～」と付しております推進会議の取りまとめ案について、 簡単に御説明させていただきます。 １ページをおめくりいただきまして、これまでの全体の取りまとめに向けた御議論を 踏まえまして、構成といたしましては、まず、「はじめに～『観光先進国』の実現に向 けた世界初のIR法制度～」という章を設けまして、諸外国におけるIR・カジノがどのよ うな展開をしているのか、また、2005年のシンガポールのリー・シェンロン首相の演説 にも触れまして、公共政策としてのIRがどういう思いでシンガポールで展開されてきた のかといったことにも触れつつ、一方、日本のIRにつきましては、世界初のIR法制度と いうことで、民間の自由な発想を生かし、公共政策の目標を達成するための装置として、 日本型IRを考えていくこととしております。 また、５ページでは、「世界最高水準のカジノ規制」について推進会議の場で徹底し た議論を行っていただいたことを簡単にまとめております。なお、５ページの一番下の ３行でございますけれども、「なお、本取りまとめにおいて、『制度設計の方向性』は 委員のコンセンサスが得られた議論を集約したものである。また、論点によっては、留 意すべき個別意見もあったことから、『上記に関連する議論』としてこれを参考に記載 している。」ということで、この取りまとめの全体を通じる編集方針を「はじめに」の 最後の部分で明確化しております。 引き続きまして、内容に入ってまいります。 まず、「Ⅰ．日本型IRの全体像」について、７ページから８ページになりますけれど も、日本型IRが公共政策としてどのような具体的な目標を達成していくことが期待され るのかという点について、①世界で勝ち抜くMICEビジネスの確立、②滞在型観光モデル の確立、③世界に向けた日本の魅力発信といった形で、これまで御議論いただいたこと を簡単にまとめてございます。 Ⅱ以下は、これまで推進会議で御議論いただきました個々の論点につきまして、先ほ ど「はじめに」の一番最後で示された編集方針に基づきまして、まず、10ページ目から 2 は「Ⅱ．IR制度の枠組み」、26ページからは「Ⅲ．世界最高水準の規制①：カジノ規制」 について、55ページからは「Ⅳ．世界最高水準の規制②：弊害防止対策」としまして、 依存防止対策とか、マネー・ローンダリング対策等の弊害防止対策について、これまで 御議論いただいた論点を順次まとめた構成になっております。 71ページ以下で