我国核燃料巡现状.pdfVIP

資料３－１ 我が国の核燃料サイクルを巡る現状 平成１５年１１月１４日 1 核燃料サイクルの位置付け① 核燃料サイクルの位置付け① 原子力の研究、開発及び利用に関する長期計画 原子力の研究、開発及び利用に関する長期計画 び利用に関する事項（略）について企画し、審議し、及び決定する」との任務を与えられてお び利用に関する事項（略）について企画し、審議し、及び決定する」との任務を与えられてお り、それに基づき我が国の原子力政策の基本的方向性を示す「原子力開発利用長期計 り、それに基づき我が国の原子力政策の基本的方向性を示す「原子力開発利用長期計 画」（以下「長期計画」）を１９５６年９月６日に決定。 画」（以下「長期計画」）を１９５６年９月６日に決定。 ○以降、原子力委員会は、ほぼ５年ごとに長期計画を改定。 ○以降、原子力委員会は、ほぼ５年ごとに長期計画を改定。 ○最新の長期計画（第９回）は２０００年１１月２４日に策定。 ○最新の長期計画（第９回）は２０００年１１月２４日に策定。 ○その中で、核燃料サイクルについては、 ○その中で、核燃料サイクルについては、 「核燃料サイクル技術は、供給安定性等に優れているという原子力発電の特性を技術 「核燃料サイクル技術は、供給安定性等に優れているという原子力発電の特性を技術 的に向上させるとともに、原子力が長期にわたってエネルギー供給を行うことを可能に 的に向上させるとともに、原子力が長期にわたってエネルギー供給を行うことを可能に する技術であり、それが国内で実用化されていくことによって、原子力の我が国のエネ する技術であり、それが国内で実用化されていくことによって、原子力の我が国のエネ ルギー供給システムに対する貢献を一層確かなものにすると考えられる。これらのこと ルギー供給システムに対する貢献を一層確かなものにすると考えられる。これらのこと から、国民の理解を得つつ、使用済燃料を再処理し回収されるプルトニウム、ウラン等 から、国民の理解を得つつ、使用済燃料を再処理し回収されるプルトニウム、ウラン等 を有効利用していくことを国の基本的考え方とする。」 を有効利用していくことを国の基本的考え方とする。」 とされている。 とされている。 2 核燃料サイクルの位置付け② 核燃料サイクルの位置付け② エネルギー基本計画 エネルギー基本計画 ○２００３年１０月７日、政府はエネルギ ○２００３年１０月７日、政府はエネルギ 「エネルギー基本計画」を閣議決定、同日国会に報告。 「エネルギー基本計画」を閣議決定、同日国会に報告。 ○その中で、核燃料サイクルについては、 ○その中で、核燃料サイクルについては、 「原子力発電所から出る使用済燃料を再処理し、有用資源を回収して再び燃料として 「原子力発電所から出る使用済燃料を再処理し、有用資源を回収して再び燃料として 利用するものであり、供給安定性等に優れているという原子力発電の特性を一層改善 利用するものであり、供給安定性等に優れているという原子力発電の特性を一層改善 するものである。このため、我が国としては核燃料サイクル政策を推進することを国の するものである。このため、我が国としては核燃料サイクル政策を推進することを国の 基本的考え方としており、これらのプロセスのひとつひとつに着実に取り組んでいくこと 基本的考え方としており、これらのプロセスのひとつひとつに着実に取り組んでいくこと が基本となる。」 が基本となる。」 とされている。