宮 崎 県 の 交 通 事 故.pdfVIP

平 成 ２ ７ 年 宮 崎 県 の 交 通 事 故 平成 ２８ 年 ●宮崎県交通安全スローガン 　　◇ 「高齢者事故抑止」部門 ま だ 行 け る ！ 若 い つ も り は 事 故 の も と ◇ 「脇見、安全不確認等の漫然運転追放」部門 一 瞬 の 脇 見 や 油 断 が 事 故 の も と ◇ 「飲酒運転根絶」部門 あ ぶ ね え が ！ 飲 ん で 運 転 ま だ す る と ！ ！ 　　◇ 「その他」部門 登 下 校 命 を 守 る ヘ ル メ ッ ト ( 自転車安全利用を呼びかけるもの） 宮 崎 県 警 察 本 部 交 通 部 用　　語　　等　　の　　解　　説 １　交通事故統計の対象 　　道路交通法第２条第１項第１号に規定する道路上において、車両、路面電車及 　び列車の交通によって起こされた人の死亡又は負傷を伴う事故とする。 　　物損事故は交通事故統計の対象外であるが、「宮崎県の交通事故」は、宮崎県 内の発生件数 （概数）を公表している。 ２　 「子供」とは 　　幼児、小学生、中学生の総称をいう。 ３　 「一般少年」とは 　　 中学校を卒業した15歳以上19歳以下で、高校生以外の者をいう。 ４　 「若者」とは 　　 中学校を卒業した15歳以上25歳未満の者をいう。 　　若者は、高校生、一般少年、20歳から24歳までの者に分類される。 ５　 「若者運転者」とは 　　 中学校を卒業した15歳以上25歳未満で、二輪 ・四輪を運転していた者をいう。 ６　 「高齢者」とは 　　65歳以上の者をいう。 ７　 「昼」とは、「夜」とは 　　 「昼」とは、日の出から日没までをいい、「夜」とは、日没から日の出までをいう。 ８　 「二輪車」とは 　　 自動二輪車、及び原動機付 自転車をいう。 １　平成27年中の交通事故の概要 (1) 全国 平成27年中の交通事故の発生件数及び負傷者数は、11年連続の減少となったが、交通事故による死者数は4,117人で 15年ぶ りの増加となり、第 ９次交通安全基本計画において掲げた 「平成27年までに24時間死者数を3,000人以下」とい う目標は達成できなかった。 　　 なお、死者数に占める65歳以上の高齢者の割合が54.6％で過去最高の割合を占め、また、飲酒運転等の悪質 ・危険 　 な運転による悲惨な交通事故が後を絶たないなど、交通情勢は依然として厳 しい現状にある。 (2) 宮崎県 ア　概要 平成27年中、9,455件の交通事故が発生 し、52人が亡 くなり、10,958人が負傷 し、 「第 ９次宮崎県交通安全計画」 に掲げた 「平成27年までに年間の24時間死者数を39人以下、死傷者数を9,000人以下とする。」という目標は達成で きなかった。 前年比では、発生件数、負傷者数は減少 したが、死者数は３人増加 し、高齢死者の占める割合は過去最高の67.3％ となった。また、依然として脇見や安全不確認等の運転者の緊張感を欠いた漫然運転による事故が ７割以上を占めて 　 いるほか、高齢者の交通事故が高い割合で発生 している。 　 イ　特徴 ○　時間帯別では、17時から19時までの間の発生が多かった。 　 ・　17時から19時までの間　　　　　　 １，６２９件 （前年比　　－２６件　全事故の １７．２％） ○　道路形状別では、交差点 （交差点付近を含む）での発生が最も多く、次いで直線道路での発生が多かった。 　 ・　交差点 （交差点付近を含む）　　　 ４，５５５件 （前年比　－２７５件　全事故の４８．２％） 　 ・　直線道路　　　　　　　　　　　　 ３，８１３件 （前年比