陆上重力测定GRAVITYMEASUREMENTSONLANDThisisa.PDFVIP

陸上重力測定 GRAVITY MEASUREMENTS ON LAND This is a report describing the results of the gravity measurements on land made by the Hydrographic Department (JHD) using two LaCoste ＆ Romberg gravity meters and Scintrex gravity meters from 1999 to 2001. Key words gravity measurement LACOSTE gravimeter Scintrex gravimeter ： － － 1999 2001 年から 年に水路部が実施した陸上における重力測定の結果を整約したものである． 使用した重力計は，LaCoste ＆ Romberg gravity meter model Ｇ型 No.591および Scintrex model CG-3M型 No.9601333である． 1998 Scintrex なお、 年三宅島重力測定は 重力計を用いての測定なので，下記の整約方法で再解析を 行った． １測定 各測点の重力測定は水路部重力点(JHDG0) との比較測定によった。水路部重力点の値は、 979778.272mGal とした． Scintrex重力計による測定は，ドリフト係数を考慮するためJHDG0 を基点として、各島の基準とな る点（島基点）で夜間連続観測を行い、島内の各測点は島基点からの往復観測を行った。 ２整約方法 21 各測点の測定方法及び得られたデータの整約方法については，水路部観測報告天文測地編第 号 に報告されている方法によった． ただし，Scintrex重力計のドリフト係数及び測定値が定点観測状態と移動観測状態で異なることが 認められたことから，JHDG0～島基点間を定点観測状態のドリフト係数で、島内の各測点を島基点 からルート内の荷重平均で算出したドリフト係数を用いて、定点観測状態と移動観測状態の観測値を 分離して整約した。 JHDG0 今後の観測として、静止時に伸びてしまったバネを移動観測の測定状態と同じにするため、 10 及び島基点では 分程度持ち運び重力計に振動を与えて移動観測状態でも計測を行うことで各測点 の観測状態と同様な観測を行なわなければならない． Scintrex重力計 No.9601333の定数補正値（スケールファクター）は、つくば重力点検線（国土地 理院）の観測から，k = 1.000020 とした． ３整約結果 Table 1 [1] [3] の ～ にはすべての測点名，緯度，経度，標高，測定回数，重力の平均値及び測定誤差 (m.e.) を掲載した． 緯度及び経度は日本測地系で表されており，重力の平均値は各測定点の重力測定値算術平均である． 測定誤差は重力値と重力平均値との差の２乗和を測定回数で割ったものの平方根である． Table 2 [1] [3] の ～ は過去の渡海測地重力測量、地殻変動監視観測及び陸上重力観測において測定し た重力値を各島ごとにまとめたもので，測点名，測定年月と使用重力計及び測定重力値が掲げてある． Figure 1 [1] [3] の ～ は，上記測量まで複数点測定した主な測点における重力値の変化を縦軸にとり， 0 3 測量を始めた年の値を として，相対的に示したものである．本報告では新たに測定が行われた 島 についてのみ記載してある．他の島に