平成20度福临技ーー临床検査ー.pdfVIP

井村 敏雄（福井大学 検査部） 日臨技臨床検査データ標準化事業の 目的（詳細） 全国都道府県を基本単位とする標準化活 動を日臨技の検査値標準化ワーキンググル 施設を中心に標準物質や管理試料を活用し て全国的な測定値の標準化を進め、またトレ ーサビリティが確保された適正な値を維持・ 管理することで、臨床検査データの広域的か つ長期的な信頼性の確保を行うものである。 日臨技臨床検査データ標準化事業の 展開 平成１９年度（１年目） 全国43都道府県 147基幹検査室 平成２０年度（２年目） 全国47都道府県 165基幹施設 ・平成２０年度から福臨技参加 ・基幹施設として３施設が参加 福井赤十字病院検査室 市立敦賀病院医療技術部検査室 福井大学医学部附属病院検査部 日臨技臨床検査データ標準化事業 日臨技の実施スケジュール 2008年2月29 日 全都道府県技師会からの臨床検査データ標準 化事業への申請・継続 2008年3月8 日 平成19年度日臨技精度管理調査結果報告会で 標準化実践事業の説明 2008年4月12日 都道府県代表担当者会議で臨床検査データ標 準化実践事業の詳細検討 2008年6月3 日 平成20年度日臨技臨床検査精度管理調査 2008年6月23 日 基幹施設用、標準物質、月測定プール血清、管 理血清配布 2008年8月26 日 基幹施設用、連続測定GHｂ、血算管理物質配 布 2009年1～3月 都道府県のデータを集計・解析 2009年3月 臨床検査データ標準化報告書作成 日臨技臨床検査データ標準化事業 基幹施設の実施スケジュール 2008年5月 参加施設・担当者の確認、測定法の調査確認、キャ リブレータの調査確認、内部精度管理の調査整備、 分析装置・SOP ・バリデーションデータの調査 2008年6月 日臨技より標準物質、管理物質受領、正確さの確認 チェック、毎週測定準備 2008年7月 （参加施設との間で正確さを確認・伝達するプール血 清・管理物質を選定） 2008年8月 （プール血清・管理物質を介して参加施設との間で正 確さの確認・伝達） 2008年9月 GHｂ、血算管理物質の20 日間連日測定実施・報告 2008年12月 8～11月分の毎週測定データを報告 日臨技臨床検査データ標準化事業 基幹施設の測定試料 標準物質 管理物質 含窒素・GLU常用標準血清 3濃度 マトリックス検討用プール血清6種類 UN,UA,CRE,GLU 化学項目２重測定。 コレステロール・中性脂肪常用標準物質 6種類 TC,TG,HDL-C,LDL-C 電解質常用標準物質 2濃度 プール血清 2濃度18本 化学用 Ca,Na,K,Cl 管理血清 18本 化学用 日本常用酵素標準物質 1本 管理血球 2濃度4本 A1ｃ用 AST,ALT,CK,ALP,LD,GGT,AMY 管理血球 2濃度4本 血算用 ChE常用酵素標