1运动背景目的.pdfVIP

案 資料② 市民総参加青少年健全育成運動市民総参加青少年健全育成運動 （仮称（仮称）） 市民総参加青少年健全育成運動市民総参加青少年健全育成運動 （（仮称仮称）） ～子～子どもへのまなざしどもへのまなざし 〝１００〝１００％〟％〟のまちへのまちへ～～ ～～子子どもへのまなざしどもへのまなざし 〝〝１００１００％〟％〟のまちへのまちへ～～ １．運動の背景と目的 子どもたちの健やかな成長は、全ての大人の願いであります。また、子どもを育むと いうことは、未来の大人を育むことであり、将来の日本社会を背負って立つ大人を育て ることでもあります。 戦後の高度経済成長や、１９８０年代のバブルの時代を経て今の社会があるのですが、 この間私たちの生活スタイルは多様化し、日常生活を営む環境も様変わりしました。そ の結果、私たちは物質的な豊かさや便利さを手に入れましたが、その反面で、心の豊か さや助け合いの精神など、人と人とがつながって生活する上で大切なものを置き去りに してきたような気がします。「共に生活する」という意識が薄れ、「自分さえ良ければい い」といった風潮があることは否めない事実です。さらには、この現代社会は、少子高 齢化 ・核家族化・都市化・地域のつながりの希薄化 ・情報ツールの普及による有害情報 の氾濫や犯罪の発生など、様々な問題を抱えています。これらのことは、決して大人社 会に限ったものではなく、子どもたちの育ちにも大きな影響を与えています。むしろ、 こういった社会の変化や問題 ・大人の意識こそが、子どもたちの遊びや生活環境を変え てきた最も大きな要因ではないでしょうか。もちろん、佐賀市でも例外ではありません。 このような問題の解決へ向けて、佐賀市においても様々な施策を展開してきました。 さらには、地域社会においても各種団体等で多様な取り組みがなされています。しかし ながら、残念なことに問題の解決がなされたとは言い難く、子どもの育成に対する関心 も一部の大人のみにとどまり、大きな拡がりをみせていないのが現状ではないかと考え ます。 冒頭に触れたように、子どもたちが心身ともに健やかに成長することは全ての大人の 願いですが、その願いを実現させるためには、多くの大人が色々な場面で子どもたちに 関わっていく必要があります。子どもたちが成長する過程では、他者との関わり、とり わけ大人との関わりが非常に重要です。そこで佐賀市では、子どもを育む大人の運動と して 「市民運動」を展開していきます。幸いなことに、佐賀市には 「地域」が存続し、 子どもたちを育む地域の力も、都市部と比較すると高い水準にあると思われます。旧き 良き時代を知る人もたくさんいらっしゃいます。この運動は、ゼロから新しいものを築 き上げるのではなく、昔の良かったところを再生しようという取り組みでもあります。 「子どものために一肌も二肌も脱ぐ」そういった大人がたくさんいる社会、「おかげさ ま」「お互いさま」といった言葉が行き交う社会、『子どもへのまなざし〝１００％〟の まち』＝佐賀市を目指して運動を推進していきます。 1 資料② ２．運動の理念 ■ 大人 が模範 を示す この運動は、全ての全ての市民市民が、自らの言動が子ども子どもに大きな 全全てのての市民市民 子子どもども 影響を及ぼすことを自覚し、一人ひとりが自身の言動を顧