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英語力を身に付けたい 福山市立一ツ橋中学校 １年 齋藤千央 私は，初めて国外に友達を作ろうと思い，この訪問団に応募しました。 私の自己目標は「言葉が通じない中でも，自分をしっかり表現できるように，表現力， 語学力，パフォーマンス力など，さまざまな力をつけること」でした。 しかし，この目標は少し達成できなかった所があると思います。私の英語力が足りなか ったことも反省点ですが，自分の言いたいことをうまく相手に伝えられなかったからです。 これをふまえて，今私が感じている課題は，二つあります。 一つ目は，積極的に自分を表現する事です。中国の学生は，自分を表現するために私とは比 べものにならない程努力しているということを知り，私も負けていられないなと思いました。私の学 校でも，中国の学校のような授業ができるように自分から取り組んでいきたいです。 二つ目は，英語力です。交流をして，自分の英語力の低さを実感させられました。外国に通用 する英語力を身に付けられるように，今後も努力します。 訪問した中学校の英語の授業は，学生が，みんな競うように手を挙げ，自分の意見をみんなの 前で表現しようと，とても一生懸命でした。発表するときも，みんな自信を持って挙手していました。 ここが日本と違うところだなと思いました。北京の学生達がとても明るく，友達をたくさんつくること ができてよかったです。 私は，この訪問団に参加して，たくさんの事を学ぶことができたし，一緒に行ったみんなとも，す ばらしい思い出ができました。 この訪問団で学んだ事を皆さんに還元できるよう，これからも努力していきます。 ありがとうございました。 もっと福山のことを知る 福山市立一ツ橋中学校 １年 野田莉圭 私がこの北京教育交流訪問団に参加して，最も心に残ったことを紹介します。 私が１番関心を持ったものは，歴史的建造物である『故宮博物院』です。だから，『故宮 博物院』について皆さんに紹介します。 『故宮博物院』では，中国の歴史的文化を多く学びました。例えば，皇帝即位などの重要 な儀式が執り行われる，『太和殿（たいわでん）』という場所があります。故宮内の中ほど にあり，大きな門の構えられた壮大な場所でした。 また，明代には故宮内に皇帝の寝室や着替えをする場所などがあり，皇帝は１日のほと んどをこの故宮で過ごしていたそうです。 皇帝は故宮で仕事をしていました。あまり仕事をしていないと思われがちでしたが，朝 はとても早く，７時には仕事を始めなければならなかったそうです。また，仕事の内容に よって，広い故宮の中のいろいろな場所に役人や使用人がいたため，命令を下すのに時間 がかかり，庶民が思っていたほど楽な仕事ではありませんでした。 私はこの時，初めて故宮博物院を目にしましたが，想像していたものより遥かに故宮内 は広く，歴史について聞いたときはとても驚きました。また，明代に故宮内で生活してい たというのは，以前の日本の幕府の生活に似ていると思い，日本と似ているところを見つ けられ，とても嬉しく感じました。 私がこの訪問団に参加したことで今後，最も活かして行きたいと思ったことは，もっと 福山のことを知ることです。 鞆の浦やバラ公園など，外国の人に自慢できる福山というのはたくさんあります。なの で，そういう所を外国の人に聞かれたら，自信を持って教えてあげられるようになりたい です。 今回は，北京教育交流訪問団というすばらしい経験をさせていただき，ありがとうござ いました。 言葉のキャッチボールが大切 広島大学附属三原中学校 １年 中村仁美