中山间西老古美地区61工区工事施工事例施工者-后志总合振兴局.PDFVIP

資　料　⑥ 平成25年度施工 中山間　西老古美地区　61工区工事　施工事例 換地施工について 施工者：櫻・佐々木・福津　経常建設共同企業体 中山間　西老古美地区　61工区工事　施工事例 1　はじめに 　　　当該工事は、岩内郡共和町西老古美において、水田生産性向上のための 　　ほ場整備の換地ブロック施工事例です。 2　工事概要 　　 （1）工 事 名　　中山間　西老古美地区　61工区 　　 （2）工事場所 岩内郡　共和町　西老古美 　　 （3）工　　期　　平成25年4月24 日～平成25年12月20 日 　　 （4）工事内容　　　・・区画整理工　　　　A 16.8ha 整地工　　　　　A 13.6ha 暗渠排水工　　　A 8.9ha 客土工　　　　　A 14.4ha 　 ・農道 （改良） 　　　支線農道　　　　L 393ｍ 　 ・排水路 　　　排水路　　　　　L 24ｍ　 （現場打ちBoxを含む） （　着工前　） （　完　　成　） 3　当該工事において留意 した事項 1） レキ質土内に含まれる転石が大きい為、ブル ドーザーにて施工する際の施工 　効率向上と、基盤浮石処理対応策。 2）客土運搬向上と客土材の転石処理対策について。 3）施工時の生物保護。 4　留意点への対応 1） レキ質土対策 として、既設の田差がある箇所で切 ・盛土する際にブル ドーザー では時間がかかるため、 １０ｔダンプでの土量配分するこで、施工効率を向上す ることが出来ました。 　また、基盤整地時、表土戻 しの際浮石が表土に混入 しないようバ ックホウの キャタピラにて浮石転圧を行い、基盤表面部に沈めて処理を行った。 レキ質土状況 　ダンプ トラックに積込み運搬状況 基盤整地後の浮石転圧処理状況 2）客土運搬向上と客土材の転石処理対策について 　場内運搬路が耕作道路横に用排水路が隣接 してるので、ダンプ旋回放下場が 狭い。そのため作工物保護を行いダンプの待避場 ・旋回場設置する事で、運搬 効率の向上ができました。 　表土 ・客土整地には、基盤 ・表土のこね返 し等を防止する為、旋回キャリア と超湿地ブル ドーザを使用することで、雨上がり後の早期施工が可能になり、 また基盤 ・表土を傷める恐れが低減 し品質の向上をはかった。 　採取客土材には、転石が混入 してお り、ほ場放下整地後、人力にて撤去を 行った。 敷鉄板による、ほ場進入路の確保状況 旋回式キャリア採用 超湿地ブル ドーザにての整地 客土材に石混入状況 客土材混入 している石を撤去状況 3）施工時の生物保護 　水路施工時、水替え ・水路切回しの際、既設水路上に魚類等が取 り残 され ていた為、バケツ等で保護 し、下流 （施工区間外）に放流 した。 魚保護状況 工区外放流状況 5　終わりに 　今回の工事においては、特別な工法等を使用 して工事を行ったわけではありま せんが、換地ブロック工事の施工にあたっての大まかな工事事例を述べさせて頂 きました。 　最後になりましたが、本工事の施工に当た り北海道後志総合振興局産業振興部 農村振興課の監督職員の方々を初め、関係機関及び関係地先皆様のご協力、 ご指導を賜 り、無事故 ・無災害で竣工できたことを深 く感謝申し上げます。