消化器内科-青森民医连.docVIP

PAGE PAGE 5①消化器内科1.要 旨青森県民医連消化器内科専門初期研修は３年間の期間、県連医療機関にて行う。消化器疾患を中心とした一般内科診療を担う医師を養成する。研修実施については県連内科医師会議、医師委員会が責任を負う。初期研修終了後はひき続き診療に従事し、適切な時期に医療水準のアップと自身の技術獲得のために院外研修を行う。現時点では獲得できる資格はないが、今後当該施設で取れるように県連で努力していく。１年目：上部内視鏡による検査?処置。胃瘻造設術。胆嚢?胆管ドレナージ、イレウス管挿入などの基本的処置２年目：下部内視鏡検査、肝生検、ＰＥＩＴなどやや高度な検査?処置３年目：ＥＲＣＰ、腹部血管造影など難易度の高い検査?処置４年目以降：上記を中心に、適切な時期に国内留学2.総 論　消化器疾患は患者数が多く、青森民医連への地域からの要求は高い。消化器分野での治療法はめざましく進歩を遂げており、新たな治療法を取り入れつつもその一方でスタンダードな医療を確実に提供できる力量のある医師を養成していく必要がある。3.研修目標ＧＩＯ1　総論消化器疾患の診断法、治療法について一通り精通し、患者?家族に分かりやすく説明?同意を得ることができる検査?治療スケジュールを無理なく組み立てることができる。適切な時期に外科等の他科にコンサルトできる。消化器内科医に必要なスタンダードな幅広い検査?治療技術を身につけ、安全な医療を提供できる。一般内科医としてさまざまな疾患についても精通し、初期治療を行える。ＧＩＯ2　基本的手技消化器common diseaseに対する標準的な処置を行える。ＧＩＯ3　救急疾患吐血、下血、腸閉塞などの緊急性のある疾患に対して術者として処置を行うことができる。ＧＩＯ4　学術活動症例報告、各種勉強会に参加し、最新の治療法について精通している。スタッフ、患者、家族に説明できる。ＧＩＯ5　終末期医療?末期患者に対して、疼痛コントロールを初めとした緩和ケアを行うことができる。