渋川给水装置工事标准仕様书.PDF

渋川市給水装置工事標準仕様書 平成２９年　４月 渋川市水道部水道課 目次 第１章　給水装置の基本事項 　P.1～3 第２章　水道メーターの設置基準 　P.4～5 第３章　給水装置の設計 　P.6～9 第４章　給水装置の施工基準 　P.10～19 第５章　三階建て建物への直結給水について 　P.20～26 第６章　様式関係 　P.27～42 第７章　給水装置施工標準図の取扱いについて 　P.43～50 第８章　給水管の口径について 　P.51～57 第９章　標準土工図 　P.58～74 　本渋川市給水装置工事標準仕様書 （以下 「仕様書」という。）は、平成２９年　４月　１日以降に 提出された給水装置工事申込書から適用する。 　本仕様書に記載の無い事項は別途渋川市水道課と協議をし、その指示に従うこととする。 　本仕様書は、本市水道事業給水条例 （以下｢給水条例｣という。）、水道事業給水条例施行規程及び 水道事業指定給水装置工事事業者規程に規定する給水装置工事の設計及び施工について必要な事項を 定めることを目的とするもので、給水装置工事はすべて本仕様書を遵守して設計及び施工しなければ ならない。 第１章　給水装置の基本事項 第１節　定義 １　給水装置 　水道法において 「需要者に水を供給するために、管理者の権限を行う市長 （以下 「管理者」という。 ）の施工した配水管から分岐して設けられた給水管及びこれに直結する給水用具をいう」と定義され、 管理者の水道施設とは区分されている。すなわち、配水管の圧力を直接利用して給水を行う給水管及 び給水用具であるため、その構造及び材質は 「給水装置の構造及び材質の基準に関する省令 （平成９ 年厚生省令第１４号）」の定めるものを前提とし、安全、かつ安定な水を供給し得るとともに、配水 管内を汚染させる恐れのないものでなければならない。 　一旦水道水を受水槽に受けて給水する場合には、配水管の分岐から受水槽の注入口 （ボールタップ 等）までが給水装置であり、受水槽以下はこれにあたらない。 ２　直結する給水用具 　直結する給水用具とは、給水管に容易に取り外しのできない構造として接続し、有圧のまま給水で きる給水栓等の用具をいい、ホース等容易に取り外し可能な状態で接続される用具は含まれない。 ３　配水管 　配水管とは、配水池又は配水ポンプを起点として配水するために布設した管で、不特定多数の需要 者に用いられるものであり、管理者が建設、所有、維持、管理するものをいう。 ４　給水管 　給水管とは、配水管や既設の給水装置から給水するために宅地や家屋などに引き込まれる管をいう。 給水装置概念図 給水装置 給水栓 公道　　　　宅地 給水装置外 （ホース等） ﾌﾚｷｼﾌﾞﾙ継手 給水管 止水栓 水道ﾒｰﾀｰ (市貸与) 逆止弁付直結ﾊﾞﾙﾌﾞ 配水管 - 1 - 第 ２節　給水装置の種類等 １　給水装置は、次の ２種 とする。 　 （１）専用給水装置 　　　　 １世帯又は １箇所で専用するもの。 　 （２）私設消火栓 　　　　消防用に使用するもの。 ２　給水用 とは、次の ３種 とする。 　 （１）一般用　家事及び一般の用に水道を使用する場合をい う。 　 （２）臨時用　工事用、一時用その他これに類するものに水道を使用する場合をい う。 　 （３）浴場用　一般の公衆浴場の用に水道を使用する場合をい う。 第 ３節　工事の種類 　給水装置の工事の種類は、次のとお りとする。 １　新