静冈营住宅等管理业务仕样书PDF形式360KB.PDF

静岡市営住宅等管理業務仕様書 １ 施設の設置目的・運営方針 （１）設置目的 本施設は、戦後復興における住宅難を解消するため、公営住宅法及び住宅改良法等 に基づき、地方公共団体が国の補助を受けて建設及び整備した市営住宅等を、住宅に 困窮する低額所得者に対して低廉な家賃で賃借等することにより、市民の居住の安定 を確保するとともに、住宅セーフティネットとしての役割を果たすことを目的とする。 （２）運営方針 低額所得者、被災者、高齢者、障害者、子どもを育成する家庭その他住宅の確保に 特に配慮を要する者の住宅セーフティネットとしての役割を担うほか、市の推進する 政策を実現するために関係部局と連携して相乗効果を発揮する運営に努めるとともに、 併せて次の項目を遵守するものとする。 ア 公の施設であることを常に念頭において、公平な運営を行うこと。 イ 入居者の意見を管理運営に反映させ、利用しやすいようにサービスの向上に努め ること。 ウ 効率的かつ効果的な管理運営を行い、経費の節減に努めること。 エ 常に善良な管理者の注意をもって管理に努めること。 オ 予算の執行にあたって、事業計画書等に基づき適正かつ効率的な運営を行うこと。 カ ごみの節減、省エネルギー等環境に配慮した運営を行うこと。 キ 個人情報の保護を徹底すること。 ク 静岡市と緊密に連携し、入居者、近隣住民、事業者と良好な関係を維持すること。 ケ 災害時、緊急時に備えた危機管理を徹底すること。 （３）方向性 本施設は、公営住宅法及び住宅改良法等に基づき、地方公共団体が国の補助を受け て建設及び整備された市営住宅等を、住宅に困窮する低額所得者等を対象として、低 廉な家賃で賃貸することにより、セーフティネットとしての役割を果たす必要がある ため、施設収入の増加を目的とせず、「福祉の視点」から施設運営を行っていく。 （４）目標 住宅に困窮する低額所得者等に対して、定期的に住宅を供給し続けることにより、 市民の居住の安定を確保する。 - 1 - ２ 指定管理業務の内容 （１）指定管理業務を行う施設 ア 市営住宅等（静岡市営住宅条例 別表第１、２、３） イ 改良住宅、改良店舗等（静岡市改良住宅管理条例 別表第１、２） ウ 特定公共賃貸住宅等（静岡市特定公共賃貸住宅条例 第３条及び第24条のとおり） なお、指定管理者が管理を行う施設は、団地の敷地内にある住棟（店舗、作業所を 含む。）、その附帯施設、汚水処理場、共同施設又は地区施設（駐車場、児童遊園、 集会所等）とする。 （２）指定管理者が行う業務 施設の設置目的を達成するための主要な業務は、指定管理者が直接実施することを 原則とし、その全部又は一部を第三者に委託してはならない。 ただし、第三者委託可能業務として仕様書に記載した業務の全部又は一部について は、あらかじめ市に届け出て、承認を得た場合は、第三者に委託することができる。 この場合、指定管理者の責任において当該業務の履行や委託先の法令厳守等を確保す ることとし、当該委託先からさらに再委託させてはならない （３）利用者満足度調査の実施 指定管理者は、施設申込者や入居者等を対象とした調査（職員の応対、指定管理者 の関係等に関するもの）を年度ごとに実施し、分析を行って施設の管理運営に反映す るとともに、その結果を事業報告（年度報告）の中で報告するものとする。 （４）指定管理者による自己評価 指定管理者は、年度終了後１か月以内に、市が行う年度評価と同様の方法により、 当該年度の指定管理業務について自己評価を行い、次年度以降の指定管理業務の改善 を図るとともに、その結果を事業報告（年度報告）の中で報告するものとする。 （５）月次報告 協定書に定めた月次報告については、次の事項を報告するものとする。 ア 募集状況、申込状況 イ 入退去状況