前田野目窑迹发掘调查概要.PDFVIP

I 前田野目窯跡発掘調査概要 五所ノ11原市教育委員云 〈 ／タ63年よ月 E|Ⅱ ばしが ヨ 画 1 ジ67年春より夏にかけて，青森県五所jli原市大芋餉田野目字鞠ノ沢28及 び字砂田で発見された須恵器窯跡ば，溌内は勿論，大きく学界において注目され るにいたった。その要函ば，矢張り須恵器窯跡の北限ということであIl,学問的 意義は大江るも録があみ圃 市教育委寅会i二おいてば，その車安住に鑑み，発見直後，慶応大学の江坂輝彌 講師。弘蔀大学の村越潔講師そして北奥古代文化研究会の平山久夫氏。津軽考 古学会の秋元省三氏などに現地視察を願い，須恵器の登窯であ愚ことを確認する ／ にいたった。 そこで，古代窯跡研究家で為為立正大学の坂詰秀一講師を主査とし，前記4氏 を加えて調査団を組織して発掘調査を施行する計画をたて，東京においての連絡 は平山氏に嘱してその実現万の促進を願ったのであ為。 1 968年5月2日より10日迄の9日!司，立正大学及び弘前大学の考古学専 攻学生，市内及び近接市町の高校生の協力塗得て発掘を実施し， 当初予期した通 りの成果を挙げ愚ことが出釆元。 エって， とりあえず発掘調査の概安を公けにし，近く出版する予定の報告書の 刊行迄， しばらくその成果の慨報としてここにプリントに付することにした。 、 ’ 蘭溺ノ沢窯跡の鋭要１ ９ ｌ ｊ ｆ ｌ Ｉ ｂ Ｊ 鞠ノ沢窯跡は，東南面する傾斜面に構築され，主輔をN-40度一Wに有する 半地下式無段登窯,蒋造のものである動全長ヌ25m,中央の焼成部巾2.1 5m, 焚口部巾2.25m詮有していゐ。ただ，煙出し部の一部がすでに破壊されており 原形は若干全長にプラスして考えなくてば江らない。焼成部と燃焼部の境界は， 明瞭に識別され，後者は前者正rj0.2垂掘りくぼめられている。窯底勾配は，焼 成部中央にて2ろ度を祭すゐ。 窯の祷築は，往時の地表麺より平均0．4m掘り下げ，窯底と窯壁をそこに設け －1－ 天井は，地表上臆露出L,ていた謝溌〕であり，塵出し部の塵道減，地表面近くに位 置l,ていた主うであみ念 窯の構築腫，澪画娃砂稔裁きつめ一部粘土を振ったもので菟鳥が，窯垂と天井 部は， スサ入りの粘土毒もって築造し，壁面にて厚さ0.5m,天井部にて平均 U.4mの厚さ麓有ずみ。 壁面の状態は，蕊成部及び天井部は，かなりの火度を受け青色に変化してい愚 が，連出し部周辺及び燃焼部は赤色を呈しでへる。 然鑑部には多量の木炭を遺存していうてが，木目の通らぬ粉末状のもの多く燃廃 の状態が良好であったことを察せさせる。 出土逮物は，須恵器破片いみであって総量リンゴ箱約1個分であゐ。 須恵器ば,長頚壷。甕・坏の3種が認められゞ，壷と坏ばロクロ使用“痕跡が顕 著である。また，蕊は，外面にタタキ目が規われ，概して大形品の傾向が支配的 ｡ごらる。坏の底部は，箆起しと糸切りと2種あり，ともに形態は暁を一にする。 ｔ １ １ １ 一 ■ ■ り け Ｕ 」 ？ 星 ｂ 日 § 丁 ４ こ 』日 ９ ７ で 砂望窯跡の概要 ｜ ’ 砂田窯跡は，鞠ノ沢同様，東南画する丘陵斜面の中腹に位置し，主錨睡，磁北 より西に偏していふ。林道工睾中，焚口部が破壊されているので完全では江いが 窯底勾配50度の半地下式無段登窯の構造を有する現存錠5唾のものであゐ。 燃焼部巾は1.l/n,焼成部巾は，鐙大の部分I二て1.5m篭祭する。鶉の底函は， 当時の地表画工り0．3～0.8m堀り下げたところに設けられ，スサ入り粘土をも って壁面を溝築して