森林理水机能调查森林整备手法等基准化调查报告书.PDFVIP

森 林 理 水 機 能 調 査 （森林整備手法等基準化調査） 報 告 書 平成23 年 3 月 林 野 庁 取りまとめにあたって 近年、豪雨頻度の増加やこれに伴う洪水の増加が報告されており、水源地域において は、水源かん養機能の高い森林を整備することが一層重要な課題となっている。このた め本事業は、森林の整備・保全等が降水の流域からの流出特性や水質に及ぼす影響等に ついて調査を行い、水源かん養機能を高度に発揮するための治山施設及び森林の整備手 法の検討、及びダム上流域の森林とダム貯水池水質との関連性についての検討に資する ことを目的としている。 森林の水源かん養機能には、洪水防止、渇水緩和及び水質浄化の各機能が含まれること から、「森林の整備・保全等が流出特性に及ぼす影響」と「森林等からの流出物質とダム貯 水池水質との関連」の2 つに分けて調査を行っており、それぞれ高度な技術判断を必要と することから下記のメンバーによる委員会を設置し、委員の助言を踏まえて検討結果を取 りまとめている。委員諸氏に対しここに深謝の意を表するものである。 ・森林の整備・保全等が流出特性に及ぼす影響に係る調査検討委員 太田 猛彦 東京大学名誉教授 （委員長） 恩田 裕一 筑波大学大学院生命環境科学研究科教授 佐々木 重行 福岡県森林林業技術センター森林環境課長 鈴木 雅一 東京大学大学院農学生命科学研究科教授 坪山 良夫 (独) 森林総合研究所水土保全研究領域水保全研究室長 服部 重昭 名古屋大学大学院生命農学研究科教授 （注）五十音順、平成23 年3 月現在 ・ 森林等からの流出物質とダム貯水池水質との関連に係る調査検討委員 （水源地森林機能研究会） 池田 駿介 株式会社 建設技術研究所 池田研究室 室長 池渕 周一 京都大学名誉教授 （委員長） 太田 猛彦 東京大学名誉教授 鈴木 雅一 東京大学大学院農学生命科学研究科教授 竹門 康弘 京都大学防災研究所水資源環境研究センター 准教授 中村 太士 北海道大学大学院農学研究院環境資源学専攻 教授 道奥 康治 神戸大学工学部市民工学科 教授 虫明 功臣 財団法人 河川環境管理財団 総括研究顧問 森川 靖 早稲田大学人間科学学術院 教授 （注）五十音順、平成23 年3 月現在 なお、本調査の取りまとめは、当協会常務理事 渡辺太一、事業部森林保全グループ長 小 池芳正、同部上席技師 関根亨、同部専門技師 宮下洋平が担当した。 平成23 年3 月 社団法人 日本森林技術協会 理事長 廣 居 忠 量 目 次 第１編 調査概要····························································· 1 １．調査目的·································································3 ２．調査内容·············