微生物运动と流流体相互作用.PDFVIP

微⽣物運動と流体相互作⽤ Locomotion of microorganisms and hydrodynamic interactions ⽯本健太（京都⼤学・⽩眉センター／数理解析研究所） Kenta Ishimoto (Hakubi Center RIMS, Kyoto University) 遊泳微⽣物 アメーバ バクテリア 精⼦（ヒト） ゾウリムシ ミジンコ 遊泳器 鞭⽑ 繊⽑ 触⾓ ⼤きさ ~50 µm 90~150 µm 1.5~3.5mm 速さ ~50 µm/s ~500 µm/s ~3cm/s O(10-3) -1 1 レイノルズ数 O(10 ) O(10 ) = = (慣性⼒)/(粘性⼒) ⽀配⽅程式 Navier-Stokes Newton , 無次元化 ・変形の時間周期 Navier-Stokes ３つの無次元量 レイノルズ数 Newton 振動レイノルズ数 ・ストレステンソル ストークス数 （粒⼦レイノルズ数） ・慣性モーメントテンソル 低レイノルズ数流れ ストークス⽅程式 慣性がゼロ 低Reynolds数 線形性 解は基本解の重ね合わせ 境界条件で解が定まる + ⼒とトルクの釣り合い ⽅程式は簡単だが 境界条件の違いによって 多様な⽣物の世界が現れる Stokes⽅程式の基本解 Stokes極 局所的な⼒によって誘起される流れ ポテンシャル流れ（渦なし流れ） 速度場の境界条件を満たすために必要 巽友正「流体⼒学」 多重極 ⼀般解は基本解の重ね合わせで記述できる ボルボックスまわりのPIV* *Drescher et al., Phys. Rev. Lett. (20