平成19食育指导者养成研修.DOCVIP

Ｂ　日常の食事と調理の基礎「 Ｂ　日常の食事と調理の基礎 「ゆでたり、いためたりする調理方法の特徴を知ろう」（第６学年　家庭科） 実践事例２ １　題 材 　　　　生活を見直そう　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ２　目　標 ○ 朝食の調理を実践しようとする意欲を持つ。?????????????［家庭生活への関心?意欲?態度］ ○ 家族のために工夫した調理計画を立てることができる。 ??????????［生活を創意工夫する能力］ ○ ゆでたり、いためたりして調理することができる。???????????????????［生活の技能］ ○ 朝食作りのポイントやゆでたりいためたりする調理方法の特徴が分かる。???［家庭生活についての知識? 理解］ ３　食育の視点 ○１食分の献立を踏まえ、簡単な朝食の調理をすることができる。?????????????（心身の健康） ○家族との食事や食味のよさは、心を豊かにすることが分かる。?????????????（食事の重要性）　　　　　　　　　　　　　 ４　指導計画（全8時間） 第一次　　どんな朝食にするかを考えよう???????????１時間 第二次　　材料をそろえよう?????????????????１時間 第三次　　ゆでたり、いためたりしてみよう??????????２時間 第1時　　いろいろな調理方法を知ろう 第2時　　ゆでたり、いためたりする調理方法の特徴を知ろう【本時】 第四次　　朝食に合うおかずを工夫しよう???????????４時間 第1時　　　朝食に合うおかずを考えよう 第2?3時　 ゆでたり、いためたりして、朝食に合うおかずを作ろう 第4時　　　家族のために工夫して朝食作りの計画を立てよう　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （課外）　　家庭で調理し、家族と楽しく食事をしよう ５　指導上の立場 ◎題材観 本題材では、毎日の食事の中から一日のスタートとなる朝食を取り上げ、学習を進める。まず、朝食の大 切さを知らせ、日常の食事によく使われる野菜や卵を中心に、材料の特徴や生かし方を理解できるように する。中でも特に朝食に取り入れにくい野菜については、実際の調理を通して、ゆでたり、いためたりす る調理方法やその特性が分かるようにする。さらに家族のために、栄養バランスと朝食作りのポイントを 考えた朝食メニューを作る計画を立て、家庭で調理し、家族と楽しく食事をするなど実践的な学習として 展開する。 ◎本題材で工夫する点や手立てについて 根菜と葉野菜を準備し、それぞれをゆでたり、いためたりすることで生のものと火が通ったものとの違い に気付くようにする。そうすることで、ゆでたり、いためたりする調理方法や特徴などがより具体的に分 かるようになると考える。 ◎栄養教諭のかかわり方の工夫について 実習の補助及び班発表に対する助言をする。中でも、野菜をゆでたり、いためたりしたときの違いに関す る児童の発表の中で、出てこなかった事柄について、給食のメニューを例に挙げ、その特徴について正し い知識を伝える。 ６　本時案（計画　第三次の第2時）　　　　　　　　　　　　　　　T1???担任　　　T2???栄養教諭 目　　標 ゆでたり、いためたりする調理方法の特徴を知る　???????????????? ［家庭生活についての知識?理解］ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 学習活動?内容 教師の支援 評価［観点］（方法） 資料等 1　前時の学習を振り返る。 ゆでたり、いためたりする調理方法の特徴を知ろう。 ゆでたり、いためたりする調理方法の特徴を知ろう。 2　手順に従って野菜をゆでたり、いためたりする。 3　野菜の変化を観察する。 4　野菜の変化について、班で話し合った意見を発表する。　 5　調理方法の特徴について確認する。 6　次時の学習について確認する。 T1 「ゆでる」「いためる」調理について、気をつけるこ とを問いかけることで、前時の内容を思い出せるよう にする。 T1　調理の順序を示すことで、各班の足並みが揃うように する。 ① ①にんじんをゆでる。 　　②にんじんをいためる。 　　③キャベツをゆでる。 　　④キャベツをいためる。 　　 T2　各班の野菜の準備を支援する。 ○　にんじんは、４㎝くらいの輪切りにしたものを、たて に５㎜くらいの厚さに切り、それを２㎜くらいのせん切りにする。 キャベツは、しんをとり４㎝くらいに切る。それを１ ㎝くらいのたんざく切りにする。 T1 ?T2　机間指導をしながら、変化を読み取りにくい班に は、「ワークシートを参考にして」「においはどうかな？」 「かさはどうかな？」などの声かけをし、生の時との違 いを