柱梁接合部-建筑研究所.pdfVIP

第 8 章 柱梁接合部 第 8 章 柱梁接合部 8-1 第 8 章 柱梁接合部 8.1 データベースの項目 以下に本研究において作成した試験体データベースの項目を示す。ただし，8.2 節以降の検討で 必要のない項目については未入力のものもある。 8.1.1 文献情報 101-ID 情報 1) ID ：部材毎に通し番号を付ける。柱梁接合部はBCJ の後ろに通し番号 3 桁を付ける（例 えば，BCJ 001 等）。 2) 実験主体：実験実施の主体を記載する。 3) 試験体名称：文献に記載されている試験体の名称を付ける。 4) 部材名称：架構試験体の一部などで，試験体名称と異なる場合に名称を設ける。 102-文献情報 1) 文献番号：主たる論文について文献収集リストで付与した通し番号を記載する。 2) 関連文献番号：主たる論文に関連する文献収集リストで付与した通し番号を記載する。 複数記載可。 3) 情報：主たる文献で必要な情報（タイトルや雑誌名）を表示させる。 8.1.2 試験体情報 201-一般情報 1) スケール：実断面に対して縮小された場合の規模。例えば 1/2 など 2) 形状：試験体の形状を記入する。例えば十字形，ト形など 3) 直交梁：直交梁の有無を記入する。取り付かない場合「無し」，1 面に取り付く場合「1 面」，2 面に取り付く場合「2 面」と記入する。 4) スラブ：スラブの有無を記入する。梁にスラブが取り付く場合「有り」，取り付かない場 合「無し」を記入する。 5) 梁段差：取り付く梁の段差の有無。 6) 梁偏心：取り付く梁の偏心の有無。 7) 配筋の対称性：主筋の配置について対称性を記載する。柱，梁を別に記載する。 8) 打設方向：試験体の柱の軸方向と同じ方向からの打設を鉛直，柱・梁側面からの打設を 水平とする。 9) 打設打継：試験体途中での打継の有無。ある場合，打継面の処理方法。 10) 備考：上記に関する内容の補足またはその他明記しておくべき事項。 202-材料情報 a. コンクリートの材料特性について記載する。ただし，柱，梁，柱梁接合部をそれぞれ記載す るものとする。 1) 設計強度：当該文献に記載されている目標強度で，試験体の設計時に用いた強度。 2) 圧縮強度：当該文献に記載されている最大圧縮強度を記載する。 3) 圧縮強度時歪み：当該文献に記載されている最大圧縮強度時歪みを記載する。 4) 引張強度：当該文献に記載されている引張強度を記載する。その値を割裂強度から算定 8-2 第 8 章 柱梁接合部 している場合は，「算定値」を選択し，その値を記載する。また，直接引張実験から算定 している場合は，「実験値」を選択し，その値を記載する。その他，算定方法が不明な場 合は「-」を選択する。 5) ヤング係数：当該文献に記載されているヤング係数を記載する。その値の算定方法 （AIJRC 規準式 （コンクリート強度から算定する式で2）の圧縮強度を用いた場合），JIS A1149 式（実験結果より算定する），「-」（算定方法が記載されてない））を選択する。値 がない場合は「-」を選択する。 b～g. 鉄筋の材料特性について記載する。ただし，b～g の各項目において複数種の鉄筋が用いら れている場合は鉄筋の種類だけ記載する。なお，記載すべき鉄筋は b. 柱主筋，c. 柱補強筋， d. 梁主筋，e. 梁補強筋，f. 接合部補強筋，g.