电离圈と卫星测位-电子航法研究所.ppt

Dec. 2013 ION GNSS 2004 人工衛星による位置測定（測位） 軌道上のGPS衛星 測位誤差の例 GPSにおける測位誤差の要因 測定される距離（擬似距離） 高層大気圏の構造 最大の誤差要因：電離圏伝搬遅延 日本付近での分布例 電離圏伝搬遅延の補正 航法メッセージによる補正 航法メッセージによる補正の効果 ディファレンシャル補正 ディファレンシャル補正の効果 補正しきれない場合 補正しきれない場合 電離圏遅延の空間相関：静穏時 電離圏遅延の空間相関：活発期 ２周波数受信機での補正 ２周波数の利用による効果 広域ディファレンシャル補正処理 シンチレーション シンチレーションによる問題 電子航法研究所　坂井 丈泰 電離圏と衛星測位 宇宙?電磁環境研究センター研究集会 電気通信大学 Dec. 26, 2013 はじめに 衛星測位システム（GNSS）： 人工衛星による位置測定サービス。代表例は米国のGPS。 多数の測位衛星を軌道上に配置。ユーザ受信機は複数の衛星からの測位信号を受信して、それぞれとの距離をもとに自己の位置を計算する。 測位信号にはL帯のマイクロ波が使用される。波長～20cm程度。 電離圏とのかかわり： 測位信号が電離圏を通過する際に遅れ＝距離の測定誤差（～100m程度）を生じる。 いくつかの補正方式があるが、いずれも一長一短。 シンチレーションも問題視されるようになってきている。 内容：　 （１） 衛星測位システム （２） 電離圏伝搬遅延とその分布 （３） 補正方式（航法メッセージ、ディファレンシャル補正、二周波数の利用） 　　　　　　　 （４） シンチレーション GPSの場合は 2万km上空を周回 ３～４機以上の衛星 からの電波が必要 位置情報ユーザ 測位衛星（GPS衛星）群 GPS衛星 電波により 距離を測定 Global Positioning System 全地球測位システム（米国） ユーザ （GPS受信機） 24衛星（6軌道面、高度20200km） 実際は30～31衛星が稼動中 軌道傾斜角55度、周期11:58（0.5恒星日） 標準測位サービス（SPS）:軍民共用 L1（1575.42MHz）：C/Aコード（1.023Mcps） 精密測位サービス（PPS）：軍用 L1（1575.42MHz）：P/Yコード（10.23Mcps） L2（1227.6MHz）：P/Yコード（10.23Mcps） スペクトラム拡散：CDMA、測距 衛星のPRN番号（1～37）：拡散コードを識別 航法メッセージ（50bps）：軌道情報 1978～ Block I 　　　 プロトタイプ 1989～ Block II/IIA　実用型（SA機能あり） 1997～ Block IIR　　 衛星間リンク、Autonav 2005～ Block IIR-M 第二民間信号（L2C） 2010～ Block IIF　　 第三民間信号（L5） （FAA HP） 東京都調布市　2001年10月19日 衛星クロック誤差 衛星軌道情報の誤差 マルチパス（反射等） 対流圏伝搬遅延 電離層伝搬遅延 衛星クロック?位置の誤差： 衛星が放送している軌道情報に含まれる誤差（数m程度）。 衛星クロックの誤差（数m程度）： 測距信号の進み?遅れ。 信号伝搬中に生じる誤差： 電離層伝搬遅延：電離層通過時に伝搬速度が低下する。 ～100m程度。 対流圏伝搬遅延：水蒸気を含む大気で伝搬速度が低下する。 ～25m程度。 マルチパス：反射波が雑音となり、測距誤差となる。～±数10m程度。 大気遅延 ユーザ GPS衛星 幾何距離 擬似距離 衛星クロック誤差 幾何距離 大気遅延 受信機クロック誤差 擬似距離の測定値 短く測定される 長く測定される 伝搬時間 擬似距離（pseudorange）：クロック誤差を含むので、実際の幾何学的距離と大きく異なる値になるからこう呼ばれる。 衛星クロック誤差（進みが正）があると、その分だけ短く測定される（1msで300km）。 受信機クロック誤差があると、その分だけ長く測定される（10msで3000km）。 大気遅延の分だけ長く測定される（～100m）。 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1000 0 高度 km 対流圏 成層圏 中間圏 熱圏 気温 密度 1000 1 気温 K 密度 kg/m3 300 10-14 電離層 オーロラ 流星 人工衛星（LEO） このあたり 電離層 遅延マップ （NASA/JPL） 赤道異常：磁気赤道の南北にある、電子密度が高い領域。 常に存在するが、密度や大きさの変化を予測することは難しい。 特に南西諸島方面では電離層伝搬