小西达男上平悦朗濑河孝博-日本气象学会.pdf

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405(高潮) 台風8506号による高潮と副振動* 小西達男・上平悦朗・瀬河孝博**  要 旨  1985年台風6号によって生じた高潮に.ついて主に東京湾内の潮位の変化の特徴を述べてその成因を調べ 著な副振動によって最大偏差が現れた.数値計算による再現計算の結果,これは台風の中心が東京湾の西側 を北東へ移動するに伴って,湾奥の千葉周辺にいったん堆積した海水が自由波となって南西へ進行し,更に 羽田沖の水深分布により屈折が起きて東京に高い偏差をもたらしたものであることがわかった.このような 状況は過去の高潮でも生じており,台風のコースと密接な関係を持っていることを指摘する.  1.まえがき  1985年6月30日から7月1日にかけて,関東地方を北 った.その後台風6号は,北上を続け30日22時頃,潮岬 東に縦断した台風6号は,6年ぶりに東京湾で1mを超 の南80kmに到達した.7月1日2時過ぎに御前崎付 す高潮を引き起こした.日本全体としても検潮記録に

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