流友会会报-东北大学流体科学研究所.pdfVIP

第 12 号 東北大学流体科学研究所 平成 12 年 11 月 流 友 会 会 報 (旧高速力学研究所) 同窓会 〒980-8577 仙台市青葉区片平2 丁目 1-1 東北大学流体科学研究所内 TEL 022-217-5301 巻頭言 しても大変に喜ばしい事と思います。 流友会の現状に思う 上に書いて参りましたように、本会の抱えて居ります 種々の問題は、僅かずつではありますが、皆様の御協力に 流友会会長 村井 等 よって、解決されつつあります。念願の会費納入会員数の 増加が実現し、東京、関西、名古屋等の地区に支部を持て 今夏は好天続きで、スポーツ・マンや農家の方々にとっ るような本会になりたいものだと存じて居ります。今後も ては、大変結構だったと思いますが、暑くていささか参り 皆様には何かとお願い致す事も多いことと存じます。御協 ました。会員の皆様お変わりも無くお元気でいらっしゃい 力の程宜しくお願い申し上げます。 ましょうか? さて、前会報で、本会の苦しい経理状況及びその改善の 方策について報告し、種々お願いを致しましたが、本会報 流体科学研究所の将来計画 中の収支決算報告から御判読戴けますように、11年度の支 出は会費収入を僅かながら下廻る事ができました。会報を 流友会名誉会長 普通郵便版に変更したことを主とする上記の改善方策の効 流体科学研究所長 谷 順二 果である訳ですが、会員の多い会社、機関に代表幹事をお 願いする件に就きましてははかばかしく進んで居りません。 国立大学の独立行政法人化について平成15年までに結 簡単な事柄ではありませんので、尤もなことであるとは思 論を得るため、文部省に 「国立大学等の独立行政法人化に われますが。会員諸兄の更なる御協力をお願いして止みま 関する調査検討会議」が設置され、平成13年度中に調査結 せん。その他の前会報に記載しました方策に就きましては、 果のとりまとめを行うことになった。大学の法人化のスケ 例えばインターネットでの通信に切り替える等の事柄は実 ジュールが明らか になり、これからは大学が自立性を確保 施しつつありますし、理事会で提案されたホームページ するために、通則法の枠を越えた特例的な措置をどのよう (http://www.ifs.tohoku.ac.jp/ryuyu_j.him)が出来たこ に設けることができるかが重要課題となる。 とは前会報に報告した通りで御座います。但し、本年度の また大学評価・学位授与機構が平成12年4月に発足し、 会費納入会員が、前年度のそれに較べて10％弱減っている これから第三者評価機関 として大学を5年ごとに評価す のは、誠に痛恨極まりないことであります。多年度会費納 る役割を担うことになった。今年はいくつかの大学の医学 入会員は増加しているのですが。 と理学の分野で評価が行われる予定である。近い将来、評 処で、会員諸兄は既に御存じのことと思いますが、近頃 価に基づく資源配分の傾向が強くなり、競争と自己責任