同期的活性化分散动的.pptVIP

同期的にアドバイスを活性化できる分散動的アスペクト指向システム 理学部　情報科学科 04_25142　森田　悟史 指導教員　千葉 滋　准教授 分散 Dynamic AOP 実行中にアスペクトを織り込む 全ノードで同期的にアスペクトを活性化 例: 各ワーカノードが分散並列で同期しながら計算を実行 視覚化アスペクト 途中経過を随時マスタノードに集めて視覚化 各ワーカノードで活性化がずれると… for ( i = 0; i MAX; i++) { //他ノードとデータを交換 exchangeData(data); calculate(data); } アスペクト 各ノード： マスタ ワーカ 素朴な実装１：ループカウンタによる同期 ある値を超えたら活性化する ×長い間待つ ×すでに超えている aspect DrawAspect { public void advice(){ // アドバイス処理}} 各ノード： for( i = 0; i MAX; i++){ //他ノードとデータを交換] exchangeData(data); calculate(data); } if( i 100) advice(); 素朴な実装２：ウィーバー による同期?活性化の自動化 非活性なアスペクト バリア同期 全ノードのアスペクトが起動されるまで停止 起動された 活性化 タイムアウト 非活性のまま　　　　　　　　　　　　　　実行しない 一部ノードで織り込みが未完 アプリケーション自身の同期のためタイムアウト ×各ノードの停止時間が長い ×タイムアウトの時間設定が難しい ノード A ノード B ノード C 織り込み時点 実行可否判断 i = 101 i = 102 同期 分散 DAOP システム DD の提案 同期活性化を指定する特別なポイントカットを提供 アプリケーション情報をウィーバーに教えて活性化を同期 アプリケーションの同期を利用 システムが自動で同期を行う syncMethod 活性化ポイントカット 同期を実行するメソッドを指定 loopCounter 活性化ポイントカット ループ?カウンタを指定（フィールドのみ） この他 woven, activated また、非活性化を同期させることも可能 実装 Java 言語用 バイトコードを変換し、HotSwap で実行時に置換 停止時間の短縮 (Distributed and Dynamic) syncMethod 活性化ポイントカット 時間 アプリケーションの同期を実行するメソッド( )を選択 同期の基準にするメソッド アドバイス( )を実行するジョインポイントとは異なる 織り込み時点 アドバイス 同期 同期メソッド マスタ ノード 実行の可否確認 (織り込み完了の通知) 実行の可否(false) 同期メソッド呼び出し通知 実行の可否(??) ノードへの織り込み状況を把握 同期メソッドを基に活性化判断 実行の可否確認 false なのでなにもしない ノード syncMethod を用いた活性化の同期 時間 ノード A ノード B ノード C 同期 マスタノード マスタノードが活性化のタイミングを管理 全ノードに織り込みが完了したら… 各ノードの同期メソッド呼び出し状況を収集 アドバイスの活性化を各ノードに許可 織り込み時点 アドバイス 同期メソッド 全ノードへの織り込み完了後、 全ノードの同期メソッドが 呼ばれたか？ true 実行の可否確認 false 活性化 実験 活性化後のアドバイス実行のオーバーヘッドの測定 描画処理の手動での織り込み、本システムでの織り込み 計算1ループ＋描画処理にかかる時間(ms) 活性化までにかかる時間を測定 素朴な実装で活性化した場合と比較 実験環境 InTrigger hongo から 50 台 OS: Debian CPU: Pentium M 1.8GHz, メモリ: 1GB N 体問題計算を質点 5000 個で実行 活性化後のアドバイス実行のオーバーヘッド 結果: 特に影響なし バイトコードを直接置き換えているため 活性化同期処理のコードは活性化後に取り除かれる DD 描画コード 平均 標準偏差 on 織り込み 2021 47.71 on 実装済み 2021 49.87 手動での織り込み DD での織り込み 活性化までにかかる時間 素朴な実装　タイムアウト 3000 ms DD syncMethod 素朴な実装に比べ、安定した時間での活性化 平均して1ループ分の遅れ（約 2000 m