地域防犯対策の推进街头犯罪発生件数ワースト1の返上现状.pdfVIP

①「地域防犯対策」の推進 ～街頭犯罪発生件数ワースト１の返上～ 誰もが安全で安心して暮らせるまちにするため、防犯に対する市民の皆さんの気運を高め、 街頭犯罪の発生件数を約 27,000 件に減らすことを目標にして、街頭犯罪の発生件数ワースト １の返上をめざします。 街頭犯罪発生件数 【平成 19年】 【平成 23年】 44,205 件 約 27,000 件 街頭犯罪発生件数の他都市比較（平成19年） 件数 50,000 45,000 40,000 35,000 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 資料：警察犯罪統計 5,000 0 大阪市 名古屋市 福岡市 横浜市 京都市 現状と課題 平成 13年、こどもが被害者となる凶悪犯罪が発生するなど全国的に犯罪が激増し、大阪府の犯 罪発生件数が東京都を上回り全国ワースト１となりました。このため、大阪市では平成 14年に 「大 阪市安全なまちづくり条例」及び「大阪市安全なまちづくり基本計画」を策定し、①こども安全 見守り隊活動などの地域住民による取組み、②地域安全対策業務など市職員による犯罪防止等の 活動、③子ども安全メール配信など市民活動への支援、④道路や公園の照明灯の整備など犯罪防 止に配慮した都市環境づくり、⑤市及び各区の安全なまちづくり推進協議会での協働の取組み、 ⑥小学校における非行防止・犯罪被害防止教室をはじめとした少年非行防止の取組みなどを進め てきました。 その結果、平成 19年度の犯罪発生件数は、平成 13年のピーク時より約 34％減少し、街頭犯罪 の発生件数は約 42％減少（図１）したものの政令指定都市の中で、発生件数が一番多く、街頭犯 30 罪の手口（ひったくり、路上強盗、自動車盗、オートバイ盗、自転車盗、車上ねらい、部品ねら い(注１)、自販機ねらい）全てにおいて発生件数が一番多い状況にあります（表１）。 （図１）犯罪発生件数の推移（大阪市） 140,000 全刑法犯 街頭犯罪 120,000 ピーク時から34%の減少 100,000 80,000 60,000 40,000 ピーク時から42%の減 20,000