《新编日本国家概况》课件_第二章1.ppt

室町幕府の成立鎌倉幕府を倒した翌年、後醍醐天皇は年号を建武と改め、天皇中心の政治を始めた。これを建武の新政という。第一節幕末以前の日本この情勢を利用した足利尊氏は1336年に京都を攻め、新しい天皇を立て（北朝）、京都を逃れた後醍醐天皇は吉野（奈良県）に朝廷を移した（南朝）。このような状態が1392年の南北朝合一まで約60年間続き、南北朝時代と呼んでいる。第一節幕末以前の日本1338年、足利氏は征夷大将軍に任じられ、新たに幕府を開いた。第3代将軍の足利義満は幕府を京都の室町に移し、1392年に南北朝を統合した。第一節幕末以前の日本下剋上：下の身分の者が実力で上の者を倒し、その地位を奪うこと。応仁の乱以後戦国時代にかけて盛んに見られた風潮。第一節幕末以前の日本応仁の乱ののち、100年に及ぶ戦乱の世が繰り広げられる、いわゆる戦国時代となった。1573年、第15代将軍義昭が戦国大名の織田信長に京都を追われ、室町幕府は滅亡した。第一節幕末以前の日本第一節幕末以前の日本金閣銀閣国内の統一織田信長は室町幕府を滅ぼした後、統一を妨げる大名や寺社をおさえ、近江に安土城を築いて、統一の事業を進めた。しかし、1582年、信長は全国統一の寸前で、本能寺の変により、家来の明智光秀に殺された。第一節幕末以前の日本信長の部将豊臣秀吉は、光秀を討ったあと、信長のあとを継ぎ、大阪城を築いて統一事業を進めた。1590年、関東地方に勢力をもつ小田原の北条氏を滅ぼして、全国を統一した。第一節幕末以前の日本太閤太閣検地：農民から年貢を取り立てるため、田畑の面積や収穫高を調べること。「太閤」は秀吉を指す。刀狩令：農民の一揆などを防止するために、農民から武器を没収する政策。第一節幕末以前の日本第一節幕末以前の日本阿国歌舞伎屏風幕府体制の衰退豊臣秀吉のあと、政権を握ったのは徳川家康である。1600年の関ヶ原の戦いに勝った家康は、1603年、征夷大将軍征夷大将軍に任じられ、江戸（東京）に幕府を開き、1867年までの260年あまり続く江戸幕府のもとを築いた。この時代を江戸時代という。第一節幕末以前の日本第一節幕末以前の日本江戸城徳川家康江戸幕府は、3代将軍家光のときにその仕組みを整え、諸大名に対する支配を強めた。幕府は領地と農民を統治した中央集権的支配体制――幕藩体制を確立し、大名を統治する参勤交代を制度化した。第一節幕末以前の日本鎖国下の貿易港は長崎だけとし、キリスト教の布教を行わないオランダと中国の船だけが長崎の出島で貿易をすることを許された。第一節幕末以前の日本長崎の出島1866年に薩摩藩と長州藩は薩長同盟を結んで倒幕運動を進めたため、第15代将軍慶喜が大政奉還を行い、政権は天皇を中心とした朝廷に返上された。こうして、260年あまりも続いた江戸幕府は滅び、源頼朝が鎌倉に幕府を開いてから700年も続いた武家の政治も終わりを告げた。第一節幕末以前の日本第一節幕末以前の日本元禄文化化政文化特徴武士と上方の豪商、さらには民衆も担い手となった文化である。文化の担い手が都市の豪商だけでなく庶民まで含み、地方にまで文化が広がった。学問契沖や荷田春満らの国学がさかんになり、儒学では朱子学派の新井白石、陽明学派では熊沢蕃山などが活躍した。本居宣長は『古事記伝』を著し、国学を大成した。蘭学者の杉田玄白や前野良沢らは『解体新書』を刊行し、伊能忠敬は精密な日本地図をつくった。文学『曽根崎心中』などの人形浄瑠璃の台本を書いた近松門左衛門、『浮世草子』の作者である井原西鶴、俳諧の松尾芭蕉が名高い。小説では『東海道中膝栗毛』の十返舎一九、『南総里見八犬伝』の滝沢馬琴、俳諧では、与謝蕪村や小林一茶がいる。また，政治や社会を皮肉った狂歌や川柳が流行した。美術絵画では菱川師宣の木版画による浮世絵、陶磁器では酒井田柿右衛門の有田焼が有名である。建築では日光東照宮や桂離宮が建てられた。絵画では錦絵という色刷りの版画ができた。建築では、法隆寺金堂?五重塔?中門、彫刻では釈迦三尊像?救世観音像?中宮寺弥勒菩薩像が有名である。第一節幕末以前の日本学習の目標日本国の起源律令国家の盛衰幕府体制の形成と衰退日本国の起源日本最古の文化日本列島には約1万年以上前の旧石器時代から人間が住んでおり、そのころの石器や人骨も発見されている。第一節幕末以前の日本縄文式土器が盛んに使われたので、この時代を縄文時代といい、そのころの文化を縄文文化と呼んでいる。第一節幕末以前の日本縄文時代の人々は集団で村を作り