機械的外力とケーブル電気特性.pdfVIP

U.D.C.占21.315.2:る20.1る2 機械的外力とケーブル電気特性 ElectricalCharacteristics MechanicalForce Power of Cable and 今 井 利 宣* 中 西 一 括1: 多 田 誠* ToshinobuImai IsseiNakanislli Makoto Tada 要 旨 電力需要の増大により電力ケーブルの使用量が飛躍的iこ増加し,これに伴ってケーブルの布設において種々 の条件に遭遇するニ ケーブルは製造後工場にこねいて各種の試験を行ない,特性を十分は撞･保証したのち出荷 されるが,ケーブルの布設途上において条件によっては種々の横械的外力を受けることほ否定できない事実で ありこのため特性の低下が起こることが懸念される｡本稿ほ特別高電圧地下電力ケーブルとして最も使用実績 の多いOFケーブルについて,ケーブノンが布設される場合に受ける機械的外力と,それによるラーーブル電気特 性の変化を検討した結果を報告するもので,木実験よりOFケーブル布設に際して注意しなければならない作 業条件が明らかになるこ 1.緒 言 / ブールフ71イ 電力ケーブルを布設するに際しては,あらかじめ′レートに異常値 所のないことを確.諾したうえ,熱線した作業員が経験豊かな監督宕 の指揮のもとに一心同体となって布設作業を行なうのであるが,作 業の性格からみてナ】ブノンに:･よ種々な機械的外力が加わるこ ㌢-ブ ℃/ 1r-ナ/ン ルに枚械的外力をあたえる布設条件としてほ,つぎのものが考えら れる｡ ･､テンンヲ/′ (1)引 張 りけ (プーリンプアイ) (2)直 ′勺抑 り 図1 直 角 曲 り 試 引 張 り (3)過 小 屈 蹄 (4)ね じ れ(2ノ 完さjtるが(i),ルートが長距離になると直角曲り部が存在するのは (5)他 物体蒲下 ゃむを得ない｡ケーブルが直埋布設あるいは洞道内布設の場合iこ (6)そ の 他 に,その曲り部の屈曲径を大きくとることが比較的容易であるが, ケーブルは通常の条件で発二Lする殿械的外ノJに対して∴こ十分安全 管路布設の場合には屈Hf†径は人孔内部の空間で制約されて小さくな であるが,ある限界を越えた外ノJが加わる場合にほ特性の低下をき る｡したがってケーブルの布設ルートに直角曲り人孔が存在し,か たすことになる｡ つケーブルの引通しを行なう場合にほケーブルほ比較的小さい屈曲 ケーブルの実際における和語