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市場調査の手順 問題の設定 調査方法の決定 データ収集方法の決定 データ収集の実行 標本デザイン、データ収集 データ分析と解釈 データ入力、データ分析 報告書の作成 問題の設定 対象とする母集団は？ 全数調査か、標本調査か どの様に標本を抽出すべきか 抽出方法 標本数 抽出された標本の質をどの様に保証するか マーケティング?リサーチ 標本数の決定２ 例１ 意思決定問題 スポーツ産業のマーケティング政策立案 リサーチ問題 大学生は年平均何回位スポーツ観戦に行くのか？ 母集団 日本国内の大学生全員 単純無作為抽出を行う場合 では一体、標本数をいくつにすれば良いのか？ 例２ 母集団が5人であるとする 母平均：母集団の平均 標本平均と母平均の関係 母集団と標本の関係 母分散：母集団の分散 標本分散と母分散の関係（n=4の場合） 標本の精度との関係 精度は標本分散に反比例するから n が大きいほど精度が高い σ2が小さいほど精度が高い N が非常に大きい場合は標本分散≒ σ2/n 例４ 母集団が9人であるとする 母集団の平均と分散 標本数ごとの組合せの数 調査結果の分布 中心極限定理 (central limit theorem) それがどうした！ 正規分布とは何か？ 標準正規分布（平均0、分散1）(normal distribution) 問題 問題の解き方 問題の答え 「-2～2である確率」は、 (39+0.5×17)/(39+0.5×26)＝ 47.5 /52≒ 0.91 正規分布の重要な性質 平均μ分散σ2の正規分布において μ±2σに入る確率は95%である （ただしσ：標準偏差） 標本平均と母平均の重要な性質 大きさ N の母集団から n 個の標本を抽出する時、95%の標本平均（調査結果） について 例４で標本数４の場合 標本平均と母平均の重要な性質　再論 N が十分大きい場合は信頼度95%で 実際の使われ方 母平均μを知ることが本来の目的 ①標本の精度の評価 得られた標本からμを推定する ② 一定の精度を満たす標本数の算出 E[x] ≒μとなる n を求める ①の考え方 E[x], n ：調査から分かっている σ：標本の標準偏差 s で代用する 標本からμを推測する公式（N,n が十分大きな場合） 信頼度95% ただし s は標本の標準偏差 問題１ 大学生100人にアンケートしたところ、平均観戦回数は6回、標準偏差は2回であった。 このとき大学生全体の平均観戦回数は、信頼度95%で何回になるか？ 標本数の算出方法 （N,n が十分大きな場合） 問題２ 観戦回数調査を信頼度95%、誤差0.1回の範囲で実施したい。 ここで過去の調査結果から標準偏差を5回とすると、必要な標本数はいくつか？ N(μ,σ2)の密度関数 朝日新聞 2000/11/4 朝刊 奥羽大卒業試験国家試験と一致多数 キーワード215個中71個テーマも25問中17問 統計学者「ゼロに近い確率」 =F　：????????誤差 F :調査者が決める σ2：事前調査等から決める 215個中71個が偶然一致する確率はゼロに近い * 小 大 標本数 低 高 精度 少 多 費用 回数 E D C B A 大学生 5 4 1 4 1 2.50, 2.75, 3.502.75, 3.50 4 2.0, 3.0, 3.3, 2.0, 2.33.3, 3.0, 3.3, 4.3, 3.3 3 2.5, 1.0, 2.5, 3.0, 2.54.0, 4.5, 2.5, 3.0, 4.5 2 その平均 調査結果 標本数 3.0 3.0 3.0 1 5 1 5 5 4 1 4 1 回数 I H G F E D C B A 大学生 4 3 2 9 1 組合せの数 標本数 (9×8×7×6)/(4×3×2×1)=126 (9×8×7)/(3×2×1)=84 (9×8)/(2×1)=36 の正規分布にほぼ等しくなる 母集団の大きさ N および標本数 n が 十分大きいと、標本平均の分布は、 「-2～2である確率」を求めよ どうやって面積を求めるか？ 9 17 39 信頼度95%で 3 1.44 1.44 1.56 4.44 ：平均3、分散0.52の正規分布 * * 流通論（１３） * * * *