名古屋大学における産学協同研究部門設置ならびに創薬研究.pdfVIP

平成26年２月18日 各 位 会 社 名 ラクオリア創薬株式会社 代 表 者 名 代表取締役 谷 直 樹 （コード番号：４５７９） 問 合 せ 先 取締役 常務執行役員 古 田 晃 浩 （TEL．0569-84-0700） 名古屋大学における産学協同研究部門設置ならびに 創薬研究機能の一部移転のお知らせ 当社は、本日、国立大学法人名古屋大学（所在地：愛知県名古屋市、総長：濵口 道成、以下「名古屋 大学」）との間で、産学協同研究部門「薬効解析部門」設置に関する契約を締結しましたのでお知らせし ます。 本契約締結に伴い、当社は、平成26年４月以降、当社創薬研究部門の一部である生物研究部の機能を、 名古屋大学環境医学研究所ならびに高等総合研究館に段階的に移転いたします。 名古屋大学は、平成25年４月に産学協同研究講座・部門制度を制定しました。この制度は、名古屋大学 が一般企業から経費と人材を受け入れ、企業主導の研究テーマを実施する協同研究部門を設置することで、 名古屋大学の教育研究の進展及び充実を図るとともに、研究成果の社会・産業界への移転促進を目的とし ています。 当社は、名古屋大学への産学協同研究部門設置と共に創薬研究機能を移転することで、アカデミアとの シナジーを最大限に発揮できる体制を充実させ、効率的な研究開発体制の構築を目指して参ります。 また、当社研究員が名古屋大学の有する最先端の研究施設、実験設備、学術データベース等を利用する ことが可能となり、損益面においても設備費ほか事業費用の軽減が見込まれます。 当社がこれまで培ってきた創薬研究のノウハウと、名古屋大学の学術研究を組み合わせることにより、 産学連携の下で当社の創薬研究を加速化し、画期的な新薬の創出を目指して参ります。 なお、本件が当社グループの今期業績に及ぼす影響は、当社が平成26年２月14日に公表した「平成25年 12月期 決算短信〔日本基準〕（連結）」の業績予想に反映しております。 以 上 【 産学協同研究部門の概要 】 １．設置する大学および部局 ：名古屋大学 環境医学研究所 ２．所在地 ：愛知県名古屋市千種区不老町（名古屋大学 東山キャンパス） ３．協同研究部門の名称 ：薬効解析部門 ４．設置期間 ：平成26年４月１日～平成29年３月31日 ５．企業出向教員 ：朴 熙万 特任准教授 守口 由紀子 特任助教 ６．研究テーマ ：（1）化合物の最適化プロセスにおける薬効薬理モデルによる薬効の 評価及び作用機作の研究 （2）薬物動態試験による薬理作用の研究 ＜ご参考＞ 【 国立大学法人 名古屋大学 】 名古屋大学は、1939年に設立された名古屋帝国大学を母体とし、９学部14研究科、付属病院を含 め数多くの研究施設を有する国立総合大学です。４人のノーベル賞受賞者をはじめ、世界中に数多 くの人材を輩出し続けています