環境報告書環境会計QA（PDF44KB）-札幌市.PDFVIP

環境報告書 ・環境会計Ｑ＆Ａ 目 次 ページ Ｑ１ 環境会計とは。 Ｑ２ 環境会計の機能 （効果）は。 Ｑ３ なぜ、環境会計という考えができたのですか。 １ Ｑ４ なぜ、水道局が環境会計に取り組むのですか。 Ｑ５ 環境会計と環境マネジメントシステムの関係は。 Ｑ６ 環境報告書とは。 ２ Ｑ７ 札幌市以外の水道事業体で、環境会計を公表している事業体はありますか。 Ｑ８ 環境保全コストの分類について教えてください。 Ｑ９ 事業エリア内とはどのようなものですか。 Ｑ10 上 ・下流コストとはどのようなものですか。 ３ Ｑ11 費用に対しての効果の考え方について教えてください。 ＣＯ の単位として、t－ＣＯ とありますが、これはどのようなことを意味 ２ ２ Ｑ12 しているのですか。 Ｑ13 他の水道事業体と比べて、二酸化炭素排出量が少ないのは、なぜですか。 Ｑ14 地下水の水質測定は具体的にどのようなことを行っていますか。 Ｑ15 「六価クロムの溶出試験」とはどのような取り組みですか。 ４ Ｑ16 「浄水場排出水の自主測定」とはどのような取り組みですか。 Ｑ17 「配水施設の統廃合」とはどのような取り組みですか。 Ｑ１ 環境会計とは。 Ａ 環境保全のための取り組みについて、どれだけのコストでどれだけの環境負荷や経費が削 減されたかを、数量的 （貨幣単位または物量単位）に把握し公表するための仕組みです。 Ｑ２ 環境会計の機能 （効果）は。 Ａ 環境会計の機能は、内部機能と外部機能に分けられます。 内部機能としては、環境保全コストの管理や、その費用対効果の分析を通じた経営判断の 手段となり、効率的・効果的な環境保全への取り組みにつながることが期待されます。 一方、外部機能としては、このような取り組みを市民に公表することによって利用者に対 する説明責任を果たすと同時に、事業者のイメージアップを図ることができます。 Ｑ３ なぜ、環境会計という考えができたのですか。 Ａ 近年の地球規模での環境に対する意識の高まりから、民間企業や行政機関など多くの組織 においても、環境に配慮した事業運営が求められるようになってきています。 以前は、環境に配慮すればその分コストがかかり、企業の利益を圧迫する、つまり、環境 と利益は相反するものと考えられていましたが、これからも社会が発展し続けるためには、 環境面と経営面は同時に実現されなければならず、環境会計への取り組みも、こうした環境 への対応を両方の側面から具体化する手法として導入されるようになりました。 Ｑ４ なぜ、水道局が環境会計に取り組むのですか。 Ａ 「水」という天然資源を利用しながら、多くのエネルギーを使って事業を行っている水道 局にとって、環境はいわば運命共同体であり、環境負荷の削減に努めることは、貴重な資源 を守りながら安全でおいしい水をお届けする上で、当然の責務であると考えています。 また、皆さまからの水道料金によって事業を行っている者として、より一層効率的に事業 を運営する必要性についても強く感じております。 こうした認識に立ち、水道局として、環境への負荷低減を効率的・効果的に実現するため のひとつの手段として環境会計を作成しています。 Ｑ５ 環境会計と環境マネジメントシステムの関係は。 Ａ 環境マネジメントシステムとは、環境に配慮した事務事業を行うための仕組みであり、 PDCAサイクル （Plan ：計画、Do ：