進相コンデンサ取付けの効果 anasonic.pdfVIP

ご使用の手引き 進相コンデンサ取付けの効果 進相コンデンサの働き 効果1 電気料金が安くなります。 一般的によく使われる電気機器のうちモーターや溶接 電力需要家がコンデンサの取り付けにより力率改善を行うと 機などのように鉄心に導線を巻いた負荷（機器）には 線路電流が低減出来ます。それにより送電線のみならず変電 有効な電流とロスとなる無効電流があり実際にはそれ 所、発電所の有効利用が図れるため､ 電力会社は電力料金に らが合成された電流（皮相電流）が流れます。 力率料金制度を設けており、力率改善を図ることにより電気 この無効電流を減らすために進相コンデンサが使わ 料金が安くなります。 れ､「力率改善」とは無効電流を減らすことを意味し 電力料金は（基本料金）＋（電力量料金）からなっておりそれぞ ます。 れに節減効果があります。 進相コンデンサはこのモーターや溶接機などの無効電 流とまったく反対の無効電流を流す性質を持っており コンデンサを取り付けることにより無効電流を減らし 1 基 本 料 金 の 節 減 「力率改善」により無駄な電流を省くことが出来ます。 ■力率料金制度（‘08年10月現在） 契約電力 契約仕方 契約種別 力率の決定 基本料金の割引・割増 ■力率とは ● 力率が85 ％を上回る 各機器の力率を 負荷設備 場合は5 ％割引 50 kW未満 契約 低圧電力 入力によって加 ● 力率が85 ％を下回る 重平均にする 場合は5 ％割増 負荷が最大と認 50 kW〜 められる時間の ● 力率85 ％を上回る 力率を需要家と 100 kW未満 高圧電力　Ａ 場合、その上回る 電力会社で協議 業務用電力 1 ％につき基本料 して決める 金を1 ％割引き 100 kW〜